161 特に意味なし
スローライフとはなんぞや? なんて考える暇なく時間は流れ、気がつけば初夏と言える時期になっていた。
毎日、ウォーキングはしてたのにまったく季節の移り変わりに気がつかなかったわ。昨日、一緒に入ったコズエのおっぱいの柔らかさは覚えているのにね……。
婦人会の纏めも終わり、やっといつもの日常に戻れた。
「あら、コノメノウ様。お出かけですか?」
ウォーキングから帰ってくると、なにかゴザを担ぎ、酒瓶が入った鞄を持ったコノメノウ様と玄関で出くわした。
「ああ。長老のところにいってくるよ」
「メイドをつけますか?」
「いらん」
とおっしゃるので一人でいかせることにした。名目上は引退した身ですしね。自由に行動させてあげましょう。ってまあ、完全に放置なんですけどね。
コノメノウ様を見送ったらお風呂へ。やはり初夏な時期だけあって、早朝でも歩いたら汗をかいてしまったわ。
今日のお風呂当番はラティアか。
「ラティアと一緒に入るのは久しぶりね」
前入ったのいつだったかしら? 館では一番の古株になるのに、そんなに一緒に入ってないのよね。おっぱいは綺麗なのに。
「そうですね。わたしは王都からきた方みたいに学も礼儀もなっていないので裏方として動いてますので」
「そうなの? わたしはそんなの関係なく仕えて欲しいわ。ここにきたときからお世話になっているのだもの」
まだその若いおっぱいをバインバインしてないわ。
「ありがとうございます。できることは喜んでやらしていただきます」
「ふふ。じゃあ、背中を洗い合いましょう。わたし、皆で仲良くお風呂に入るのが好きなのよね」
本当はそのおっぱいをバインバインさせるほうが超好きだけどね。ゲヘヘ。
「わかりました。まずはお嬢様の背中を洗いますね」
「お願いね」
できれば向かい合って、とかはさすがに言えないので素直に背中を洗ってもらい、終われば交換。背中から出るはみ乳を見ながらラティアの背中を洗ってあげた。
「痛くない?」
「気持ちいいです」
「それはよかったわ」
ほんと、いい眺めでずっと背中を洗っていたいわ。
まあ、そんな幸せもすぐに終了。次の幸せがやってくる。
椅子から立ち上がり、前を上から下へと洗ってもらう。
この光景は毎日見ても飽きないものよね。右に左に動くおっぱいが素晴らしいわ。こういうとき自分が貧乳で助かるわ。だって遮るものがないんだもの。
体を洗い終われば湯船に。向かい合う形で浸かった。
湯に浮くほどではないけど、その光景は素晴らしいもの。ガン見したくなるのを堪えるのが大変だわ。
澄ました顔で温まり、汗が流れてきたら髪を洗ってもらうために湯船から出る。
あー。スローライフはお風呂と見たり極楽湯。特に意味はなし。
髪を洗ってもらったらタオルで髪と体を拭いてもらい、脱衣場へ出る。
そこにはラグラナがいて、違うタオルで体を優しく拭いてくれた。
「ありがとう」
「どう致しまして」
なんだかご機嫌な様子と思うのはわたしの気のせいかしら?
まあ、いいやと流して服を着させてもらった。
「ふー。お腹が空いたわ」
「朝食の用意は整っております」
ええと返事をして食堂に向かった。今日の朝食はなにかしらね~?




