1054 ミランダルク騎士団 上
「ミランダルク騎士団、団長ハーベルク・ムランクです! チェレミー嬢のお呼びに応え参りました!」
あれ? わたし呼んだか? ミランダルク騎士団を呼んだか? いやまあ、いつものことか。先読みだか深読みされるのは。もう気にするなだ。
「ありがとうございます。ミランダルク騎士団の働きに期待します。コルディーのためにお力をお貸しくださいませ」
両腕をクロスさせて頭を下げた。女性が上位者へ向ける最大の敬意、だったはず。うろ覚えですみません。
「ああ。ミランダルク騎士団はコルディーために。そして、チェレミー嬢の剣となろう。あなたの敵は我らが排除しよう」
ヤダ。敵が現れなかったらどうしよう? 凄いブーイング受けそうだわ。
「ラインフォード様。まずはミランダルク騎士団の方々をジーヌ公爵様のところへご案内ください。挨拶は済ませておいてください」
わたしのところよりまずは公爵様のところへ行って欲しかったわ。順序と順位を守って欲しいです。
「わかった。ハーベルク、行くぞ」
「では、チェレミー嬢、またあとで」
二人を見送り、職人のところへ向かい、木材をもらってアイテムボックスワールドに放り込んだ。
どんだけわたしを働かせるのかしらね? おっぱいがなければとっくに挫けていたでしょうよ。
「あー魔力が足りないわ」
ほんと、魔力って燃費が悪いわよね。使う量に対して効果が薄い。もっと効率的な世界に創って欲しかったわ。
人数分のグリムワールを作れることはできたけど、付与までは追いつかなかった。
「ハァー。魔力宝珠を使うしかないか。奥の手なのに」
これ、五割以上使うと溜まるのに時間がかかる。十割にして少しずつガラスの珠に魔力を流すのが一番効率がよかったのだ。
まだ時間はあると自分に言い聞かせて五割を使ってグリムワールに付与を施した。
酒カスでもいないとやりたいことの半分もできない。どこかに無限に魔力を生み出せる存在っていないものかしら? いたら捕まえて永久機関にするのに。
なんて嘆いていても仕方がない。皆様方のおっぱいでも見に行きましょうっと。
天幕に戻り、リリヤンをする皆様方に混ざり、魔力回復、リリヤン編み、おっぱい鑑賞を行う。
「お茶にしましょうか」
午後のおやつで皆様方の魔力回復を行う。この天幕は魔力を集める付与を施してある。小まめに休んでもらい、魔力回復を行う必要があるんですよ。
侍女たちに指示を出してお茶とお菓子を出してもらう。
お茶が用意され、お菓子を食べながらミランダルク騎士団が来たことを皆様方に報告。さらなるミサンガが必要になったことを伝えた。
ご協力、よろしくお願い致します!




