1046 相乗効果 上
さあ、おっぱいだ!
じゃなくて、皆様方とリリヤンを再開させますか。
皆様方の手元を見ながら揺れる胸元を凝視できる最高のとき。何時間でも見ていられる至福だわ。
「話は終わったの?」
シューティングスターとイチャイチャするロリっ娘。まるで恋人ね。
……それだけ聖女の力が凄いってことなんでしょうね……。
「ええ。戻りましょうか」
てか、もう陽が暮れそうになっている。半日くらいおっぱいを損したわ。
「わかったわ。シューティングスター、行こうか」
「ああ!」
なんか完全に寝取られたようで、わたしが乗せてもらっているような形になっているんですけど。そりゃ、酒カスも菓子カスも近寄らないわけだわ。これはもうチート級だわ。
「そう言えば、シューティングスターも風属性だったわね」
「そうだな。今なら空を飛べそうな気分だ」
「空、飛びたいね!」
ロリっ娘も風属性の魔法を使える。なんか相乗効果でも出ているのかしら?
「それならタリール様が風で足場を作り、シューティングスターは風を纏って身を軽くすればいいわ。飛んでしまえば風を纏って方向を変えることができるわ」
グリムワールを抜き、目の前の空気に凝縮の付与を施した。
「シューティングスター、蹴って!」
ロリっ娘に寝取られたとは言え、シューティングスターとの契約は残されている。わたしの言葉を無視することはできない。凝縮された空気を前右脚で踏んで飛び上がった。
凝縮した空気を作り出して行き、シューティングスターがそれを踏んで上空へと駆け上がって行った。
「タリール様。この感覚を覚えてください。シューティングスターに勇気と自信を与えるのは乗り手にかかっています。乗り手が臆病ではシューティングスターも臆病になってしまう。タリール様とシューティングスターと一体となってこそ真価が問われるのです。シューティングスター、飛べ!」
ロリっ娘から寝取り返してシューティングスターに風の翼を展開させた。
「落ちるなよ!」
完全にわたしの声に応えるシューティングスター。聖女の力だけではどうにもできない技術と発想がわたしとシューティングスターにはあるのだ。
「あなたの背から落ちるようでは乗り手失格よ!」
乗せてもらっているのではない。乗っているわけでもない。一心同体となっているのだ。
「突風が来る! もっと高く飛ぶぞ!」
さすが風属性なだけはある。感覚でわかるようだ。
わたしには見えないけど、シューティングスターには見えているようで、突風に乗り、高く上昇した。




