表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん
第18章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1049/1090

1045 ノータッチ 下

「しばらく、ラーレシム様はわたしと一緒に行動してもらいます。よろしいでしょうか?」


 カナリア扱いして申し訳ないけど、わたしが受けるわけにはいかないし、警戒されているかもしれない。ラーレシム様に受信してもらうしかないわ。


「ああ。構わない。そのように取り計らっておこう。他にはなにかやるべきことはあるか?」


「タリール様とナジェスとの婚約話を進めてください。父は王都にいますので」


 確か、王都の屋敷には公爵様の三男だか四男だかがいると聞いた。男兄弟ばかりってのも凄いわよね。


「公爵様は、愛人の子はいらっしゃらないので? いたらカルディムに送り込んで欲しいのですけど」


「……そ、それは、返答に困るな……」


「わたしは愛人賛成派ですわ。婿となる者にも許可を与えていますから。むしろ、二人くらいは愛人を作って欲しいものです。うちは反対派ばかりで困りものですわ」


 なんか愛人話って少ないのよね、コルディーって。陰でバレないようにやっているだけかしら? この世界、全年齢対象なのかしら?


「……え、円満な家庭でよいではないか。我が家も見習いたいものだ……」


 どうやらここでの話はミシエリル様にも筒抜けのようだ。貴族なのに愛人の一人も大っぴらに作れないなんて大変ね。ロリっ娘には男の浮気は許容するようちゃんと教育しないといけないわ。


 ……わたしは女性が愛人を持つことも賛成よ。貴族なんて利益で結ばれた関係。貴族としての義務をこなしているなら好きな人を作ってもいいと思っているわ……。


「まあ、公爵様は公爵様のご家族をお守りください。わたしは手紙を認めたら戻りますので。明日にでもラーレシム様をお寄越しください」

 

 ラーレシム様への説明や説得が必要ですからね。


「なにからなにまですまんな」


「ジーヌ家とカルディム家がよりよい関係となるためです。努力など惜しんでられませんわ」


 わたしはおっぱいのためなら身を粉にすることも厭わない。将来のおっぱいのためにわたしはやるのよ!


 公爵様に一礼して部屋を出て、借りている部屋へと向かった。


 さらさらさら~と何枚もの手紙を認めたら一枚はロイスタン様へ。一枚はお父様へ。一枚は叔父様へ。商人たちに五枚。ローラやマクライと、手紙を書きすぎて手が痛い。おっぱいで揉んで欲しいわ。


 ジーヌ家の侍女に渡し、高級チョコレートを置いた──瞬間に菓子カスがスライディングタックル。こいつに守られる国ってなんなのかしらね?


「この手紙を届けてください」


 文句を言われる前にミルクストロベリーチョコレートが入った箱を放り投げた。


「任せろ!」


 ハイ、お任せ致します。さあ、湖に戻りましょうっと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 菓子カスゥ……。  ただまあ、いと尊きお方に捧げ物をしてお願い(笑)して聞き入れて頂けている以上、形式は守っているし両者間で納得尽くなんだから問題は無いんだよなぁ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ