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令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん
第18章

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1035 義姉妹 下

 ロリっ娘の体と髪を洗ってあげた。


 あと十年か。先は長いわね。おっぱいは一日にして成らずとはよく言ったものだわ。


 ──誰が!? 


 なんて突っ込みを全方位から受けたような気がしたけど、きっと気のせいだわ。これも精神攻撃の一種だわ。


「はい、終わり」


「……ありがとう……」


「どういたしまして」


 湯船に入り、体が温まったら上がった。


 脱衣所でロリっ娘の髪を乾かしていたら皆様方が入って来た。


「おはようございます。お先に入らせていただきました」


「おはようございます。仲がよろしくなりましたね」


「ええ。仲のよい姉妹のようですわ」


 周辺からはそう見えているのね。妹萌えでもなければロリ好きでもない。嬉しいって感情もまるでない。未来を想像するしか楽しみはないわ。


「はい、終わり。髪は結びましょうね」


 少し天パが入っているので、ツインテールにしてあげましょう。


「結構似合っているわね」


 この子、もしかしてツインドリルが似合ったりして? やってみましょうか。


「なにこれ?」


「ツインドリルよ。タリール様の顔立ちによく似合いますよ」

 

 我ながら完璧じゃない。てか、本当にツインドリルが似合う子っているものなのね。将来、オーホッホッホとか笑いだしたらどうしましょう? ちょっと見てみたいかも……。


「あら、可愛いではありませんか」


 侯爵令嬢のマリン様がもう上がって来ていた。


「そう思いますか?」


「はい。こんな髪型があるのですね。でも、小さい子限定ですね」


 なにやら髪型に造詣がありそうな雰囲気ね。


「そうですね。髪型は年代や時代で変わりますから。わたしとしては楽な髪型が好きですね」


 ラグラナは髪型に文句を言うけど、わたしはショートヘアで充分だ。仮面をつけたりベールを被ったりするからね。


「わたしも髪を整えていただけますか? チェレミー様がどんな髪型にしてくれるか興味があります」


 わたしはガウンから覗くおっぱいに興味があります。


「わかりました。タリール様。マリン様と代わってください」


 高さが足りないので台に乗り、マリン様の髪型を整える。


 マリン様は清楚系なので三つ編みにしましょうか。確か、左右で三つ編みをして一つに纏める髪型があったはず。名前は知りません。勝手に想像していただけると助かります。


「可愛い髪型ですね!」

 

「高位貴族のご令嬢がする髪型ではありませんけど、家でなら問題はないでしょう」


 公式な場では公式な髪型がある、と聞いたことがある。興味がないので記憶が曖昧だけど。


「そうですわね。誰かに見せられないのが残念ですわ」


 見せびらかしたいか。髪型よりおっぱいを見せびらかしてもらいたいものだわ。

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