1035 義姉妹 下
ロリっ娘の体と髪を洗ってあげた。
あと十年か。先は長いわね。おっぱいは一日にして成らずとはよく言ったものだわ。
──誰が!?
なんて突っ込みを全方位から受けたような気がしたけど、きっと気のせいだわ。これも精神攻撃の一種だわ。
「はい、終わり」
「……ありがとう……」
「どういたしまして」
湯船に入り、体が温まったら上がった。
脱衣所でロリっ娘の髪を乾かしていたら皆様方が入って来た。
「おはようございます。お先に入らせていただきました」
「おはようございます。仲がよろしくなりましたね」
「ええ。仲のよい姉妹のようですわ」
周辺からはそう見えているのね。妹萌えでもなければロリ好きでもない。嬉しいって感情もまるでない。未来を想像するしか楽しみはないわ。
「はい、終わり。髪は結びましょうね」
少し天パが入っているので、ツインテールにしてあげましょう。
「結構似合っているわね」
この子、もしかしてツインドリルが似合ったりして? やってみましょうか。
「なにこれ?」
「ツインドリルよ。タリール様の顔立ちによく似合いますよ」
我ながら完璧じゃない。てか、本当にツインドリルが似合う子っているものなのね。将来、オーホッホッホとか笑いだしたらどうしましょう? ちょっと見てみたいかも……。
「あら、可愛いではありませんか」
侯爵令嬢のマリン様がもう上がって来ていた。
「そう思いますか?」
「はい。こんな髪型があるのですね。でも、小さい子限定ですね」
なにやら髪型に造詣がありそうな雰囲気ね。
「そうですね。髪型は年代や時代で変わりますから。わたしとしては楽な髪型が好きですね」
ラグラナは髪型に文句を言うけど、わたしはショートヘアで充分だ。仮面をつけたりベールを被ったりするからね。
「わたしも髪を整えていただけますか? チェレミー様がどんな髪型にしてくれるか興味があります」
わたしはガウンから覗くおっぱいに興味があります。
「わかりました。タリール様。マリン様と代わってください」
高さが足りないので台に乗り、マリン様の髪型を整える。
マリン様は清楚系なので三つ編みにしましょうか。確か、左右で三つ編みをして一つに纏める髪型があったはず。名前は知りません。勝手に想像していただけると助かります。
「可愛い髪型ですね!」
「高位貴族のご令嬢がする髪型ではありませんけど、家でなら問題はないでしょう」
公式な場では公式な髪型がある、と聞いたことがある。興味がないので記憶が曖昧だけど。
「そうですわね。誰かに見せられないのが残念ですわ」
見せびらかしたいか。髪型よりおっぱいを見せびらかしてもらいたいものだわ。




