1019 ビキニ&パレオ 上
「差し出がましいことを口にしました。申し訳ございません」
謝罪するナルシア様。爆乳を持つだけに度量も広いことで。好き♥️
「構いませんわ。言葉にしなければ伝わらないこともありますから。これからもサーシャル様の支えとなってくださいませ」
まあ、わたしが言うことではないんだけどね。ここで気遣わないと、ナルシア様にヘイトが向けられる。ちゃんとフォローしておきましょう。
「ありがとうございます」
「では、皆様方と楽しんできますわ」
さあ、ここからはわたしのターン。ビキニたーん。おっぱいTA-N。皆様方、お着替えのお時間ですよ~。
「皆様方。こちらに」
天幕に呼び、この日のために用意したビキニとパレオをアイテムボックスワールドから出した。
「こ、これを着るのですか?」
「はい。奇抜に見えると思いますけど、そもそもお洒落や流行りというものは奇抜なことから始まっております。そして、皆様方は社交界の最先端にいなければならないのです。その社交界に君臨するためにも新たな流行を生み出しておくことがよろしいでしょう」
流行を生み出した者が社交界で名を馳せる、とお母様が言っていたわ。
正直、お洒落など興味もない。ラフな格好でいるのが一番と思っている。
しかし、おっぱいを引き立てるお洒落には興味がある。ビキニ然り。ブラジャー然り。まあ、なにもない自然のままが最高なんですけどね!
「わたしたちは若い。若いときにしかできないお洒落があります。今着ている服も今の見た目に合うように作られております。皆様方のお母様がそれを着ていたらどう思いますか?」
お母様がセーラー服着てたら卒倒する自信しかないわ。高校生がセーラー服を着るから似合うのよ。
「十代は一瞬です。その価値を知らないまま歳を重ねてしまう。気づいたときは後悔の底に沈んでいる。そうならないためにも今を楽しみましょう。可愛いものを着て、同年代の者とお洒落を見せ合う。あ、騎士様にも皆様方の綺麗な姿を見せてあげてください。護衛してくださる感謝で」
情報を遮断したらウワサは広がらない。騎士様からもウワサを広めて頂きましょう。
「殿方に見せるのですか?」
「お洒落は同性に向ける威嚇だけではありません。殿方を惑わす女の武器でもあります。王子の目を楽しませる訓練ですわ」
王子も王子で女性慣れする訓練は行われているはず。それを凌駕する術を持つのが妃としての務めよ。
「では、わたしが先頭を切りましょう」
わたしだけワンピースではビキニを勧める説得力がない。自らビキニを纏い、騎士様方の前に立ちましょうぞ!




