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第10回 企画をやってみよう!

 はいどーも、家紋です。

 このエッセイも書き始めてから半年? 読み始めた人はさすがに慣れたわ! って人も多いのにも関わらず、まだ新しい話を更新してゴメンね。


 本日のテーマはこちら! ザザン!


「企画をやってみよう!」


 前回が参加してみようなので、今回はやってみようです。


 私も過去に数回の企画を開催し、成功しています。最高で150人の作家さんが集まり、最大で160以上の作品が投稿されました。そしてその全てを読みました。


 企画を開催することによって、多くのメリットがあります。


 ○仲間が多く集まる。

 ○逆お気に入り様が増える。

 ○作品を読んで貰える。

 ○ポイントが増える。


 また、読むのが好きな人はテーマに合わせた作品が読めるので、選ぶこともなく読めるというのがありますね。




【企画を立てる】

 ただ企画と一言に言っても人は集まりません。小説家になろうでは「活動報告」がありますので、そこで企画をやる旨を宣言しましょう。


 明日から──、というわけには行きませんよね。作品を作るにはそれなりの時間がかかりますから、前もって発表したほうがよいでしょう。ひと月か、ふた月前がベストですね。


 テーマを決めましょう。「なんでもいい」というと敷居は低くなりますが、参加する大半の人はテーマを決めて欲しいと思っています。

 ですからテーマはある程度決まっていたほうがいいですね。


 お気に入りさんも企画をやる場合は、期間やテーマが被らないほうがいいですね。参加する人も書く時間が欲しいですから、ある程度期間を空けるほうが理想的です。





【ルールを決めましょう】

 みんなで楽しくワイワイやるのですから、ホスト(ホステス)としてはみんなを平等に扱わなくてはいけません。一番ルールを守らなくてはならないのは、企画を立てる“あなた”です。

 オレの企画だ! 文句言うな!

 ……って企画に参加したことありますけどいい気分ではないですね。その後はサヨナラです。こうなってはいけません。


 ○どんなルール?

 参加の制限……ってのは、仲間を増やしたいのであれば、やはり全員参加型ですよね。であれば、“どなたでも参加できます。”とします。


 投稿期間……いついつからどこまでという制限は必要ですね。ここまで投稿したものを読みます。という期間を設けましょう。余り長すぎるのもよくないです。楽しい中にも企画には多少緊張感があるもので、参加者は多少なりともピリッとしています。ですのでひと月くらいでその状況から解放するとよいです。


 文字数……無制限にすると、それだけ読んで終わりとなってしまうのは困りものですよね。無理のない文字数を決めたほうが読めます。


 作品数……一人でたくさん投稿してもいいのか、一作だけなのかを制限します。


 ジャンル……このジャンルだけ~みたいのがあれば制限しましょう。逆にこのジャンルはダメ。というのがあったら入れてもいいですね。


 新旧の有無……テーマが合致してれば旧作もアリって場合は書きましょう。合致してても旧作はダメも全然いいと思います。


 長編、短編……連載ものか、その場限りのものかの有無ですね。


 こんなとこかな?




 ○ホスト(ホステス)として。

 企画をやるのであれば、自分自身に使命を課さなくてはなりません。確固たる信念もなしに企画をやっては不愉快になる人続出!

 仲間を集めたい。逆お気に入りさんが欲しいという気持ちならば、自分のおもてなしを存分に出さなくてはなりません。お客様に失礼があってはダメ。


 全読み……参加作品を全部読むことです。もちろん出来ない人もいますし、プライベートや病気などで出来なくなる場合があります。しかし、ここはネット。そんな裏事情は誰も知りません。信頼を得るためには分け隔てなく全部読むことを推奨します。


 全員平等……この人は古い付き合いだから多少優遇。書籍作家だから。名士だから。はたまた飛び入り参加の人だから冷遇。問題ある人だから。合わない人だから。そんな理由で格差をつけてはなりません。企画中は特にホストの行動は目立ちます。情によって治める情治ではいけません。ルールによって治める法治でなくては。ホストとは常に中立の立場で判断すべきです。


 特別な贈り物……たくさんの参加者の中から、一人~数人に贈り物をしてはいけません。先に述べた平等の観点からです。レビューやファンアートなどが該当します。「いやスゴく心打たれたから!」とおっしゃるでしょう。そういうこともあります。人間ですからね。じゃあ他の参加者の作品では心打たれなかった? 他の参加者の方もあなたの企画のために時間を割いて書きました。その方たちを冷遇してはいけません。せめて企画が終わって私人に戻ってからやりましょう。(それでも私は企画終了後も参加作品からピックアップしての贈り物はしていません)


 企画を連投しない……企画をすることは楽しいことですし、考えることは大変労力がいります。こんなの考えた。みんなでやろうよ! と提言できる人スゴいと思います。しかし連投。これはよくない。先にも述べましたが企画中は楽しいものの、それぞれが緊張感をもっています。疲れるものなのです。少し期間を空けましょう。また、他のユーザーも企画をしたいはず。期間を被らないようにと見送って結局出来なくなってしまう。そういうのも避けたいです。多くても一人のユーザーがひと月程度の期間を年に四回ほどが私としては理想です。企画のために作品を書くのは息抜きの遊びです。それがメイン作品にも影響が出てしまうとなると本末転倒のような気がします。


 ルールを多くしない……ルールを決めることは大事ですがあまり多すぎると困りもの。参加者も面倒くさくなります。分かりやすく簡潔にしましょう。





 以上、こんなところだと思います。もちろん、他のユーザーさまの考え方もありますので、これはホントに一意見程度に聞いて、他のユーザーさんが書いたエッセイなんかも見て自分に合う形でやるほうがいいと思います。私は最初からこのスタンスでやって、トラブルなど聞いたことないので、一応オススメするやり方です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いつもブーさん企画は楽しいです! 主催する側としては大変かと思いますが! いつか私も企画をやってみたいとは思いますが…… いせきんが終わったら考えます!
[一言] 毎度のことながらすっきりと読みやすく、たいへんわかりやすい指南書ですね。 ユーザー企画はほんとにたくさんあって、面白そうな企画に終わってから気づくことも多々あります。 大人気すぎて辛くなり…
[良い点] いつかは企画をやってみたいと思っているので、ノウハウを教えて頂けて参考になりました^^ ありがとうございます!
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