プロローグ
初めての投稿となります
他の小説系の所にも出そうと考えているのでよろしくお願いします
拙い文章ですが何卒よろしくお願いします
ーある日思ったんだ。
この世界は悪い人がほとんど作っている
もしも大事な人がいて別の世界にもその人がいたとするその別の世界では今住んでいる世界より良く求める物があったなら恐らくその世界に住むことにするだろう
その世界は正しい人がつくったもの
そうなのだろうか?
悪い人が作ったほうがいい物になりそうな気もする
なにせ実際どうしたらいい世界になるかを知らないんだから
そんな途方もない世界観を見ながらもうすぐ迫る戦争へ不安を募らせる
時は2087年
恐らくこの物語を読んでいる人からしたら未来だろう。
だが違うのは時間だけじゃない
この世界はモーシュノストとかいう特別な能力が存在する世界でありそのモーシュノストの種類は様々である
これの存在により最大の兵器は個人ということになった
だが全員が持ってるわけじゃない。
所有者がいてその所有者は死ぬことによりランダムか決定制でそれを引き継ぐことができる
俺は天津 冬馬
運悪くこれに呪われてしまい戦争へ行くことになった。
日本は今世界でかなり追い詰められていてあと数年で国が滅びると言われている
昔は瘧というとてつもない力をもった人のお陰で日本は大国として名を轟かせていた。
ところが内戦により集中砲火を浴び戦死したという
そのせいでこの国ももう終わりだ
俺は危険度Sの能力を何者かに授かった
その名を 《制裁》という
危険度は高いものの使い道と使い方能力は皆無で使いこなせないでいた
この力がついたのは小五の時で当時は気味が悪がられていた。先生からも迫害され専用施設に閉じ込められたが高校になってやっと普通の学校生活が許された
普通になってもなんら変わりはなかった
戦争が間近に迫ってるなか心のゆとりを作るため行きつけのコーヒー店へと足を運んだ。
『あげいん』
かなり綺麗事言ってそうな名前の店内では綺麗事を言ってかっこつけたくなるほどのオシャレな内装であり店長がゆっくり仕立てたコーヒーは格別だった。
店長はひょうきんな人で女の人で名前は朝木といった
「ねぇ最近どうなの?忙しいの?」
たわいのない世間話から出たこんな会話が不思議と心に刺さった
最近どうなのだろうか
死を恐れているかと言われたら正直怖いのかもしれない
なにせあそこは言ってしまえば墓場だ
だが自分には危険度Sの能力がある
死にはしないかもしれない
「ぼちぼち」
そうやってつまんない解答をした。
会話はここで終わるはずだった
「ねぇ……戦争行かないで私たちの所に来ない?」
唐突なその一言にな言葉に喉がつまった
「え」
「私たち反日…じゃないんだけどさちょっと不満抱いてるのさ……んで能力使える人を集めて新しい世の中を作ろうと思ってるの」
電撃が走った
国に逆らうというのは果たしていいのだろうか
それ以上に高まる好奇心が次の一言を言わずにはならなかった
何故か詳細も聞かずに了承をした自分に後悔をすることはなかった
「はい」
アジトっぽいものに入ってみると中は大きくて意外と人がいた
「はじめまして僕は鳥居 誠といいます」
「よろしくお願いします」
鳥居さんに案内されるがままミーティングがはじまった
次行われる大規模な戦争にむけ内戦を起こすとされている《dds》という反日軍団を利用して一気に政治権を取るといったものだった
店長に導かれるがまま店の奥にいくと高級そうな部屋にきた
そこには中年の髭を生やした男の人が座っていた
「こんばんわ…冬馬くん私はライズだ」
くさい名前だなと言おうとはしたが思ったよりの威圧感に口に出せなかった
「こんばんは」
「さっそくだが戦争はもうすぐなんだ。敵国が宣戦布告をしてきたらしい……俺らはそれを辞めさせるために人材を増やす」
人材補給……それが初めの仕事だった
「どんな人を連れてくればいいのですか?」
するとライズは紙をもってきて差し出してみせた
「この男が不来 神益」
俺と同い年でとても若い顔立ちをしている
「……強いんですか?彼」
「無能力者だ」
「なんで?……」
ライズはゆっくり外の方向を見て言った
「これからなる」
意味がわからなかった
何故わかるのか
それがまずわからなかった
「ここ……か?」
言われた所は河川敷だった
薄暗く何かがいる
それだけがわかった
「?!」
激しい衝撃音に驚かされ急いでその場所まで走った
「能力者ッ……」
まずい
ここで死ぬかもしれない
その前にだれが攻撃されているのか
わからない
でも行くしかないッ
「な」
そこには写真で見せられた少年が1人の少女を力強く抱いて泣いていた
少年も少女も
そのまわりには何故か
腐るほどの死体が埋め尽くされていた
誤字や脱字などわからない点などありましたら気軽にコメントをしてください
不定期で出していく予定ですが出す時期が決まった場合連絡させてもらいます