4話目 緑の鬼と禁断の果実
今更ですが、私は農業についてあまり詳しいことはわかりません。
なので、牧場物語のように、埋めて水をやって育つ、のやり方でいきます。
農どう、前回の3つの出来事。
1つ、口減らし。
2つ、禁断の果実。
3つ、ゴフッゴフッ。
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「ゴフッゴフッ」
緑色の鬼が、なんか言っている。これが俗に言うゴブリンなのだろうか?
「ゴフッゴフッ」
何か伝えたいのだろう、身振り手振りも混じってきた。
というか、そろそろうざい。
グー
……少なくとも、俺の腹はまだ、そこまで空いてないはずだ。
「ゴフッゴフッ」
情けなさそうな顔をしながら手を出してくる。
とりあえず渡してみた。
シャク、シャク、シャク
頬を果汁で汚しながらも、食べ続けるゴブリン。
よほど腹が減っていたのだろうか?
「ありがとう。助かった。」
嬉しそうに言うゴブリン。
「お前喋れたのか!?」
だとしたら、さっきのジェスチャーは何だったのか?
あ、林檎もどきを食べたからか?
「他の仲間にも食べさせてやりたいのだが、まだあまりは有るか?」
チラチラと、俺と樹を見ながら問いかけるゴブリン。
ならば……
「これをやるから、住むところをくれ。」
住むところ無かったし、丁度いいや。
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ゴブリンの住みか(?)
以外と真っ直ぐな道が多いが、分かれ道も多いから、下手すると迷いそうだ。
そんなこんなで進んで行くと、ゴブリン達に出会った。
「ゴフッゴフッ。」
「ああそうだ。」
端から聞いていると、片方は何を言っているのか分からない。
とりあえず、林檎もどき渡す。
「ゴフッゴフッ。」
「毒が有るかもしれないから、要らないってよ。」
こいつ、食べ物をもらう立場で「生意気だな。」
「そう言わないでくれ。」
困った顔でゴブリン……「そういや、お前の名前何?」
「名前か……無いな。付けてくれ。」
名前か……ゴブリンだから、
「ゴフとか、どうだ?」
「他には思い付かないのか?」
心なしか、冷たくなった目と声。やはり気に入らなかったか。
なら、出会ったゴブリンで、1番目だから、
「ファスってどうだ?」
「まあ良いだろう。」
顔はとても嬉しそうだ。
……そして、さっきからわめいているゴブリンに、林檎もどきを口に突っ込んでみた。
「ゲホッ、ゲホッ、いきなり口に突っ込むと危ないだろうが。他の仲間にはやるなよ。」
怒りながらも、注意してくる。
だが、やはり林檎もどきを食べさせると、話せるようになるようだ。
とりあえず
「お前は名前あるの?」
「ゴブリンに、名前なんて無いよ。無くても生きていけるしな。」
ならば、
「お前は、セフだな。」
頑張った。
テスト中に思い付く不思議(笑)




