フライング
今回長いです。すみません。
切り所が見つからなかったので。
それと、主人公の言動がキモイのはデフォです、仕様です(キリッ)
これまでのデートじみた…、訂正はいはい、デートでしたね。
そのデートのチケット代なんかは、その後きちんと清算しました。
まあ、白樹君も中々引き下がらなかったという経緯はあったものの、そんなずうずうしい真似できるか!というこちらの熱意に負けたのか、あるいは議論そのものが面倒になったのか、最後には承諾してくれた。
いくら白樹君の家がおセレブ様だからと言って、そうそう毎回お支払担当していたのでは、色々問題じゃ無いかと思ったのもある。
あんな高級マンションに住んでてバイトもしていないのだから、当然親からの仕送りはあるだろうけど、それだって本来は生活費として消費するべき物だ。ぴーすけだっているんだし。
何時だったか、親に犬飼った事ちゃんと話したの?って聞いたら目を逸らされたあたり、家族仲は相変わらず相当こじれているんじゃないだろうか。
って事は、当然その分の生活費の追加なんか無い訳で。
その辺は恐らく、お小遣いからやり繰りしているのだろう。
それでも、多少ジュース代なんかは奢られっ放しな部分があるんだけど、関係各所(主にティーパーティーメンバー)に話の流れで聞いたところ、男のメンツがあるから深く突いてやるなと言われ、結局そのままになっている。
2月に入り、世間様はバレンタインでそわそわし始めたとある平日、それとなく言った、気になる映画があると言う話に乗っかって来た白樹君に誘われて、放課後、映画を見に行くことになった。
「邦画ならこんなもんかな」
「俺は結構面白かったけどな」
「んー、原作まだ読んで無かったから、やっぱ今度買ってみよ。何所端折って何所改変したのか気になる」
「央川はそういうの気になるタイプ?」
「まあね。それに『宮部』なら本で読んだ方が断然面白いと思う」
「あー…」
「映画も悪くないと思うよ。ただ、どうも邦画って苦手意識があって。海外モノなら気にならないんだけどね」
「じゃあ今度は『O2F』の吹き替え見に行ってみる?」
「ホラーとかマジ勘弁」
せめて『首なし騎士』にして。
帰り道、いつもみたいに送って貰いながら今日の映画の感想を語り合った。
「なあ、あのさ」
不意に、声のトーンが変わった気がして、白樹君の方を向いた。
「何?」
「ちょっと聞いて欲しいんだけど」
「?」
それは、何でも無い日常の、どうと言う事は無い平穏で、取るに足らない平凡な、ありふれた平日の黄昏時の事だった。
「俺ん家ってさ、実は両親離婚しててさ」
そんな言葉から始まったのは、白樹君が抱えていた、重たい荷物の話。
え?今ここで?
「そもそもなんだけど、うちの親、お互い外に愛人がいてさ」
はあ!?そんな話になってんの!?
……うわあ。
「俺が14歳の時にさ、母親が男と出てって、これ幸いと愛人と再婚したんだよ、うちの親父」
厨二でそれとか良くグレなかったな、白樹君。ビンゴじゃないか、年齢的な意味で。
「今思うとすげー早業だったな」
はは、と笑う白樹君のその笑顔には、時間帯のせいもあるだろうけど、いつもの様な爽やかさは感じられなくて、まだ、傷ついているのかな、と思った。
「しかもその頃付き合ってたヤツがさ、ひっでー女なの。前に言ったろ?金と顔だけ目当て、って」
ああ、その話とここで繋がるのか。
「それもあってさ、俺、人が、特に女の人が信じられなくなってた」
で、人間不信完成、と。うん、納得はした。
「…そっか」
どう返答して良いものか分らず、言葉少なに返す。
まあ、ご両親が離婚したという設定自体は知っていたから、そういう意味では驚かないが、何故今突然急に?
こんなイベント、私知らない。
イベント、じゃないのかな。
でも、ただの日常会話にしては話の内容が重すぎる。
何が起こってるの?
私の戸惑いを余所に、白樹君は話を続けた。
「でもさ、あんたと話してると、そう言うのどうでも良くなっちゃってる自分がいてさ」
その言葉に、顔を上げた。
まさ、か――――――
「なあ、俺とつきあわね?俺あんたなら大丈夫な気がするんだ」
頭が、真っ白になった。
次の言葉を発するまでに、どれくらいの時間がかかったのか、自分でも分からない位だった。
「違う」
次いで生まれたのは、怒り。
「違う…、違うよ」
「…え?」
白樹君の顔がこわばったのが分かった。
でも、でもこっちだってショックなんだよ!?
いくらなんでもそれは無い!!
「そんな告白、いらない!!」
ここが何処かとか、今何時だとか、そんなの頭の中から全部吹き飛んでしまって、言いたい事だけ叫ぶ様に叩きつけた。
直後に、白樹君の顔を見て、一瞬で背中が冷える。
私―――、いま、なんて。
そのまま見つめ合う。
お互い酷い顔していただろうと思う。
少なくとも白樹君の顔は、今まで見た事が無い、強張った表情をしていた。
見ていられなくて思わず視線を下げると、今度は白樹君のその表情をまともに見れなくなって、そのまま顔を上げられなかった。
何を言えば良いのか、どう取り繕ったら良いのか、でも言われた言葉は私を酷く傷つけていて、フォローの言葉より先に、なんで、とか、どうしてそんな風に言うの、とか、そんな言葉ばかりが頭の中をぐるぐると廻ってしまう。
「おう、かわ」
「ごめん、今日はこのまま帰る。ついて来なくていいから、気を付けて帰って」
白樹君の少し掠れた声を聞いた瞬間、このままここに居たくない、いられないという衝動のまま踵を返した私は、愕然とした表情の白樹君を置いて、その場から走り出した。
それはきっと、“生まれて初めて”私が目の前にいる誰かから逃亡した瞬間。
「~~~~~~…っ!!」
がたん、ばたん、と大きな音を立てて扉を開閉する。
その物音に、先に帰っていた友美が慌てて駆け寄って来た。
「櫻ちゃん!?どうしたの!?」
「友美~……」
友美の顔を見た途端、情けなくも玄関先でへたり込んでしまった。
段差に腰かけた私は、寄り添ってきた友美にそのままもたれかかった。
「大丈夫?櫻ちゃん、何かあったの?」
「~~~~~~っ」
優しい友美のその言葉に、堪え切れずに涙が滲んだ。
顔を友美で隠す様にして、何とか本気で泣き出す事だけは避ける。
視界の片隅で顔を覗かせた小父さんと小母さんに、友美が手を振って追い返す仕草をしたのが分かった。
……友美ったら。
二人きりにして貰った事に安堵したのか、自然と言葉が出た。
「……あのね、さっき、白樹君に付き合わないか、って言われた」
がたん、と別の部屋で大きな音がしたのが分かったが、原因が想像できたので放置。
「!う、うん、…それで?」
「言い方が気に入らないからって逃げ帰って来た」
自分で言っていて嗤う。
原因はそう、それだけの事。
……それだけなのに、私の中ではとても重要な事だったのだ。
「私だって女の子だからさ、告白にはある種の憧れがあったんだよ」
思い描いていたのは、いつか見たゲームの白樹君トゥルーED。
それが再現されるだろうと、根拠もなく信じ込んでいた。
ああ、馬鹿だなあ、私は友美じゃ無かったのに。
「でも、『付き合わね?』だって。馬鹿みたい。……私の事、そんなに軽い言葉で簡単に付き合える様なお手軽なヤツだと思ってたんだ、って。それが一番悔しい」
自嘲する様に笑う。
ずっとずっと迷っていた。
白樹君から告白されたらどうしようって。
このデートがいつかの仕返しの茶番かもしれないと、何処かで疑った事もあったけど、その時はその時で白樹君の事だから、何時かきちんとした形ではっきりさせて来るだろうと思ってた。
だからきっと今回のは“それなりに”本心なんだろう。
それでも、“これ”は無い。
……よりによってこんな形で本人にブチ壊しにされるなんて。
求めてるのはそんな簡単な言葉じゃ無かった。
ごく普通のカップルなら、それで付き合うのもアリかもしれないけど!
違うよ、そうじゃないよ!だって“これ”、乙女ゲームの筈でしょう!?
「『愛してる』なんてセリフがどんだけ大げさで、現実味が無いかくらいは分かるよ。でもせめて『好き』の一言は欲しかったし、…例えば『そばにいたい』とかさ、もう少し位誠実な言葉があっても良いと思うんだよ。なのに、『あんたなら大丈夫だと思う』って。そんな中途半端な気持ちでも付き合えちゃうの?って、…そんなんで告白しちゃうのか、って思ったらさ…」
どうしても思ってしまうんだ、『白樹君は“攻略対象”なのに』…って。
そんな簡単な告白で済まそうとするのか、って。
込められた気持ちは、簡単だとか簡単じゃないとか、そんなのきっと関係無い、と今さらの様にじわじわと思い始めてはいるけれど。
白樹君とここしばらく一緒にいたせいで、いつのまにか私もヒロインになれたつもりになっちゃったのかな。
とんだ勘違い、だ。
だったら、きっとこれは神様があてた罰。ちょーしのるんじゃねえぞ、って。
「……でも、私も言い過ぎちゃった。『そんな告白いらない』なんて、言うべきじゃ無かったね。白樹君すごく吃驚してた」
あの顔は吃驚どころじゃ無かったけど。
「櫻ちゃんが悪いんじゃないよ!……わたしだって、そう、思うもん」
少し…、と呟く友美に体重を預ける。
ほんと、優しいんだから。
……でも、それが許されるのは、君が主人公だからでしょう…?
落ち着くまでずっとそうして一緒にいたけど、結局気が晴れる事は無くて、お風呂に入って、誘ってきた友美には一緒に寝る気分じゃないと断って、独りで潜り込んだベッドの中。
「う~~~~~……」
私は多分、この人生で初めての、悔し泣きをした。
一晩、自分で自分に言い聞かせてた。
……ここは現実でゲームじゃないんだから、そんな夢みたいな告白、本当に起こる訳無かったんだ、って。
「あ、央川、……おはよう」
「……おはよう」
律儀だね白樹君。
あんな失礼にも程がある別れ方した奴に、そんなに親切にする必要なんてないのにね。
白樹君とそのままぎこちなく登校する。
「……あの」
「あのさ、私ね、ずーっとずーっと昔に(ゲームで友美が白樹君に)…告白され(たのを見)…て、凄くドキドキしたの。私もその人が好きだったから。でね、白樹君、その相手の人にすごく似てる、っていうか、近い人、っていうか、どうしてもイメージ被っちゃうんだよね。でも、白樹君も普通の男の子だったって事に気付いた。昨日のアレは、さ、私が勝手に理想を抱いてハードル上げてただけなんだ。だから、ごめんね、白樹君は悪くない」
白樹君と被る様に話し始めたけど、言い出したら止まらなくて、そのまま言い切ってしまった。
寝不足と昨日のショックで頭働いて無いせいか、上手く説明出来てない気がするけど。
「自分でも知らない間に期待しすぎちゃったみたい」
馬鹿みたいでしょ、と乾いた笑いを零す。
「~~~っ、ノリでついでみたいに言ってごめん。でも、あれもちゃんと―――」
謝り始めた白樹君に、慌ててフォローに入る。
「うん、白樹君が人間関係大切にする人だって知ってるよ。でも、だからこそ告白は大事にして欲しい。…白樹君も今時の子だから、少しくらいチャラいところがあってもおかしくないのかもしれないけど…、君の場合は特別そう思うよ。私の我儘かもしれないけどね」
押し付けにならない様に、と浮かべた笑顔は、自分でも分かるほどに強張っていた。
それからしばらく私は、この件について引きずっていた様に思う。
白樹君ともぎこちないまま数日が過ぎてしまったけれど、なんだかもう、どうでもよくなっちゃった、って言うのかな。
無視してる訳じゃないし、話せば笑顔も出るんだけど、正直まだ落ち込んでいて。
周囲も気を使ってくれているのが分かったけど、私は何もしていなければ始終ぼんやりしていた様に思う。
勉強も手に付かないし、大好きなゲームもラノベの新刊も放置していた。
いつもの定例会、友美は渋る私を捕まえ、強引に屋上に連れて行った。
けど、様子のおかしい私にメンバーも遠巻き状態。
何やら白樹君が先輩達に絡まれているっぽいのは見えたけど、それに参加する元気は出て来なかった。
頭に入らないラノベの新刊を読むふりをしながら、私はまた考え事の海に没入して行った。
いい加減、現実に戻らないといけないのは分かっている。
周囲に迷惑かけているのも。
「櫻ちゃん、はい、お茶」
「あ、ありがと友美」
そのまま隣に座った友美の横顔を見ながら考える。
元々私はプレイヤー視点で友美を動かしていた。
……まるでどこかの神様の様に。
結局はただそれだけの事で、あくまで私はプレイヤーごっこをしていただけの、ただの一般人だった。
それだけ、なんだろう。
……認めるのに時間がかかったのは、我ながら未練がましく万が一の奇跡に縋り付きたかったからかも知れない。
……友美はきっともう大丈夫。
本人が以前言った様に、私が何かしなくとも自主的に先輩と約束して、きちんと自分の意思で付き合っている様だし。
私の、一方的にプレイしてたつもりの“ゲーム”は詰んだけど、“人生”そのものはまだ続くんだから、友美の、この『夢恋☆ガーデンティーパーティー』というゲームの事は一旦切り離して考えるべきかもしれない。
……そうしたら、白樹君の事も違った見方が出来るかも知れない、し。
そこまで考えて、両のほっぺたをぺしぺし叩く。
「櫻ちゃん?どうしたの?」
「ん、ちょっと気合入れてた」
良く分らない様子の友美を置いて、自分自身に喝を入れる。
これも思考停止って言うのかもしれないけど、いったん切り替える必要があったのは本当だと思うから。
私は新刊を仕舞い、おもむろに参考書を取り出す。と、
「おい、ここでノートを広げるな」
実に嫌そうに空条先輩からの苦情が飛んだ。
ここしばらくは、気分じゃないからと登下校もお断りしていた。
白樹君も無理に誘うような事は無くて、むしろ声だけ掛けてさよならの日も多かった。
定例会で気合を入れ直してから数日。
帰り支度をしていたら、何やら白樹君がクラスの男子と揉めてる…?というか、からかわれてる?っぽいのが見えた。
ちなみに友美は、私が空条先輩の所にさっさと送り出した。
うん、何かもういいや、って。
それはそれで「どうしちゃったの櫻ちゃん!?」なんて驚かれたりしたんだけど。
友美ェ…。
それはともかく、突かれた白樹君がその男子達と一緒にこっちに来た。
なんだろ?
「あー…、その、嫌なら断って良いんだけど、その、一緒に帰らないか?」
久しぶりの下校のお誘いだった。
白樹君にしては歯切れの悪い誘い文句に、私が少し吃驚していると、慌てた様子で「嫌なら」と言いかけたのでこちらも慌てて遮った。
「嫌じゃないよ、吃驚しただけ。いいの?」
「っあー、もちろん。俺の方から誘ったんだし」
「そっか」
自然と笑みが浮かんだ。
その様子に男子が何故かどよめいたが、
「こっちこそありがと。久しぶりにぴーすけに会えるの楽しみ」
「「犬かよ!!」」
揃って突っ込まれた。え?何?
しかも何だかウケが取れてるし。
白樹君は何だか憮然としている。
「犬、犬目当てとか、ククッ」
「さすが央川さんやでえ」
「ひー、白樹撃沈や!」
「イケメンが調子こいてるからですよ!ざまあ!」
「ばーくはつ!ばーくはつ!」
実に忌憚のない非リア友人?達の本音トークに、何だか少し安心すらした。
「央川さんどうした?」
「なんでにこにこ?」
友達、なんだろうな。
例え白樹君がどう思っていようとも、彼らから見た白樹君が友達であるならば、彼のこれからを私が心配する必要もないのかもしれない。
だからそのままを口にする。
「ううん、白樹君、本音で話せる友達がいて良かった、って」
そう思ったんだ。
「安心した」
「おっまえ何心配されてんの」
「っせーな」
友人に突かれて突き返す、その様子も微笑ましく、やっぱり私を安堵させた。
「……俺ってそんなに頼りない?心配かける様な事した?“あの事”だったらもう気にしてないし、あんたが心配するような事じゃないから」
不機嫌でぶすくれた声を出した白樹君(そして周囲から突かれる)に、手を振って否定する。
「私が勝手に心配してただけなんだ。だから気にしないで」
それから、心配そうにこちらを見ている白樹君の友人達を見て、
「…ほんとに、もう大丈夫そうだね」
ほっとして微笑みながら、小さく息を吐いた。
―――できれば、これからも白樹君の事よろしくね。
……とは言わなかった。
だってそれは白樹君自身の問題だから。
それに何だか…、さすがに“おかん”っぽいよね?
「何その、自分はもう関係無いみたいな言い方」
白樹君の目つきが険しくなった。
でも、このままいけばきっとそうなるでしょ?
「2年になったらクラス替えあるよね?同じクラスになれるとは限らないし、そうしたら接点は確実に――低くなるでしょ?」
無くなる、とは言えなかった。
ここがゲームじゃない事は今回の事で痛いほど良く分かった。
だから、ゲームのEDである3月のホワイトデーが過ぎたとしても、そこまで完全に関係が断ち切られる事は無いだろう。
だが、いまだにそれを一区切りだと考えている自分がいるのも事実で。
「え?」
縁遠くなると言う私の言葉に、白樹君も周りの男子も動揺した様だ。
でも、別にゲームとか関係なくても、そんなに不思議な事でもないよね?
「……それに、来年同好会にいるかどうかも分からないしね」
「辞めるの!?」
これには白樹君が飛びついた。
正直、決めかねている。
友美が空条先輩とくっついてしまいさえすれば、もう私はお役御免で、同好会にいる必要も、理由すらも無くなる。
むしろいちゃいちゃする2人(予定)の邪魔になるかも、と考えると、一緒に居ない方が良いのかな、と思ったりもするのだ。
これをきっかけに自分のやりたい事、しなければならない事に集中するのも良いだろう。
時間なんて、いくらあっても足りないのだから。
そこまで考えて、ようやく実感する。
これで本当に“最後”なんだ、って。
「おい、白樹」
「やべえぞ」
友達君達が何やらひそひそと白樹君を突いている。
「うるさいな、……そんなのは言われなくても分かってるんだよ」
こんな話題になったせいか、白樹君はやっぱり不機嫌で。
一緒に帰りはしたものの、始終ぎこちない会話ばかりだった。
そのまま家まで送られて気付く。
あれ?結局ぴーすけ会ってない。
主人公の 心が 折れた \(^o^)/
現実からのしっぺ返しパート、……いくつ?
主人公もうそろそろ学習しようぜ。
でも、『乙女ゲーだと思っていたらスイーツ(笑)だった!な、何を言っているか(以下略)』は、いくらなんでも無いよね?(主人公:談)と言う話。
サブタイの別名は『白樹君の華麗なる自爆』
要は言葉の受け取り方の問題なだけ。
だがそこにはとても大きな隔たりが。
「彼女」が「オタクでプレイヤー」であるが故の悲劇。
……だから言ったじゃん、「越えられない壁」って。
さて、期限が提示されましたが……。
後残り1ヶ月、白樹君時間無いよー?




