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自己防衛の砦

作者: 鮎子

何かひどいことを言われた気がして、

でも瞬時にそれは錯覚だってとっさに自分に嘘を塗った

そうでもしないと、自分が壊れるのを知っているから

心なんてとっくに壊れていて

だから私は私の中に入ってくる

冷たい言葉や音、視線はすべて

都合のいい解釈で、処理をする

生暖かい言葉や音、視線に都合よく塗り替えてしまう

脳みそが、痛みを察知する前に自分に言い聞かせる

痛くない って

わざわざ鋭利に磨きをかけた

暖かくもなんともない言葉や音、視線

それらすべて 無効化する

誰も言ってないよそんなこと

その言葉が 大間違い

思い込みだ 被害妄想だ

それら全部 戯言だ

口で音にする以前の問題

いつかで始まる遠い記憶

過去に言われた罵りの一言

小さなわずかなちっぽけな一言

きっかけなんて 

なんだっていいんだ実のところ

積み重なって いつかあなたを殺すから


思い込みに至るまでに

被害妄想に至るまでに

確かに在った 事の元凶

あの日の、あの瞬間

責任を問え

あなたを壊した 責任者を暴き出せ

今もあなたをを縛って離さない しょうもない記憶を

しょうもない呪いを

問いただせ

そして 解放しろ

手放していいんだ

もう、抱え込む必要なんてない

それらは過去

もう、存在すらしない

あなたの脳内でしか、再生できないあやふやなモノ

だから実質、あなたは自由

今も尚、あなたを縛る

その言葉の消費期限は今日

いい加減、もう手放そう

どうか自由になって。

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