始まり。
どうしてなんだろうか。
家から連れ出されて、遥か遠くの山奥の豪邸で人の形をかたどった白線と向き合うなんて。
そして被害者は死んじゃっていて、その人が死ぬことで幸せを得れる人が4人もいて。
それが過去に、ほんの遊びで考えた「トリック短編集」というストーリ性ゼロの
誰も読まなさそうなのに書いたトリックを利用されて殺人が起こされるなんて。
本当になんでなんだろうか。
てかなんであんなトリックをマネしてんだよ。
だけどもまぁ死体は蘇らないし投稿したトリック短編集は消えない。
あと家から連れ出されたストレスも。
タイムマシンねーかなぁ...ねーなぁ。
なんてくだらない妄想もやめておく。
僕が推理しなければならないときは必要に迫られれば、要は巻き込まれることがなければ。
こんな一本道でしか来れない山奥に、まぁ晴れてるからいいのだけれども。
さてくだらない文字数稼ぎはここまで、前座はオシマイ解説もなし。
状況整理完了、次の小説のネタにできる、メリットあり...ダメだわ、帰りたい。
てか不謹慎な気もするしネタにもならない。
強いて言うなら旧友と出会えるだけで、あったって何にもおこらないけれども。
だけどもまぁ悪くはないと思う、遅そすぎる恩返しにはぴったりだと思えた。
恩返しなんてしないほうが、永遠に縁が残っているとも思えるけれど。