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#1 回想編(小学6年の夏)

ぴーたーぱんしんどろーむ。

途中視点切り替え有

読みづらくてすみません。

ー小学校の頃授業でこんな質問を先生がした。

「子供と大人の違いって何だと思う?君たちはどうすれば大人になれると思う?」

...数日前に、子供に混じって草野球をして大人げなくホームランを打ち、窓ガラスを割ってしまい。

校長先生に、子供のように泣きながら謝りに行った社会人4年目の新太(あらた)先生......

「ありふれた一般論はいらない、君たちの言葉で聞きたいんだ」

...昨日、校長室に呼び出されて1時間説教された後に、僕らに向かってサムズアップしながら、「先生になるとな、1時間説教されるだけでお給料が貰えるんだぞー」「すごいだろー」と僕らに笑いかけてくれた新太先生......


クラスの大半が心の中で「あらたせんせーは大人なのか?」と単純に疑問に思い、

察しの良い一部のメンバーは「校長に同じ質問されたな」と勘繰った。


「背が大きくなることー!」

「お料理が出来るようになること」

「会社ではたらくことー」

「好きなことを好きなだけ出来るようになる」

「ひとりで生活できることです」

「ためらわないことさ」

「どうでいすてたときー!」

「おさけがのめる!」

「たばこがすえる!」

「くるまにのれる!」

後の方になるとネタか、引っ張られた回答が出てくるのが

順番に当てていった時の弊害だと思う。。

その時一番端の後ろの席に座っていた僕はトリをつとめることになった。

...一番最後はやはり、何だか、緊張する。


うぅ、何を言おう...大人...大人ってなんだ。

子供じゃないこと...

もう考えるのめんどくさいし「前の人と同じでしたー!」って答えれば良くないか...

いや、でもなんだかわかるないけど、はっきりさせておきたい。。


「じゃあ次、一心お前はどうだー?」

気づいたら、ぼくの番になっていた

「あっ、えっーと.........

『子離れができるようになること』です。」












ーーーーーーーーーー(視点変更)ーーーーーーーーーーー

新太「すみません、いきなりお訪ねしてしまって、」

江戸橋「いえいえ、私はそれが仕事ですから、それで今日はどうされましたか?」

新太「この前の授業で子供たちに質問をなげかけてみたんです。どうやったら大人になれるか、子供と大人の違いとは何か」

江戸橋「はぁ?」

新太「私心理学を昔専攻してまして、その時の教授に言われたんです。この質問をすると大半の子供が親との関係を婉曲的に話してくれる。身近にいる大人と自分との対比で答えをだそうとする」

江戸橋「なるほど、なるほど、それはありうる話ですね。」

新太「それでこの前気になる答えをした生徒が何人かおりまして...」

江戸橋「詳しく話を聞いてもよろしいでしょうか...」

新太「実は............」

江戸橋「............。ところで、新太さんはどうなんです?」

新太「どう?とは?」

江戸橋「その質問の答えです。個人的に少し気になってしまいまして...新太さんはどう考えているんですか?」

新太「『何事にも全力で取り組むこと』...ですかね、

野球をするならピッチャーと四番打者、打たせないし、全打席ホームラン狙いでいきますね!!」

江戸橋「なるほど...面白いですね。ありがとうございます。あと、最後に今回はこういったお薬も処方しておきますので、忘れずに飲んでくださいね。」



(※スクールカウンセラーではなくメンタルカウンセラーの)

江戸橋先生「やはり、あの患者はまだ完全に治りきっていないようです。

意識ははっきりしているのですが、現実と過去の区別がまだ......

やはり何事にも一生懸命に取り組まれる方は、頑張れていない自分を許すことができないのでしょうね...」






ーーーーーーーーーー(視点変更終了)ーーーーーーーーーー





その質問をした後、しばらくして新太先生はとおくの町に転校していった。

ホームランを謝りにいったときにガラスだけではなく、校長先生の大事にしていた盆栽(ふくたろう君)を壊してしまった事が決定的だったと構内新聞では取り上げられていた。

僕たちと遊んでくれる面白い先生だっただけに本当に残念だ。



後の事はあんまり覚えていないし、きっと楽しい小学校生活だったんたと思う。


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