セカンドオーダー
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エンシェントゴーレムを倒し3人は宝箱の前にいた。
「宝箱……」
3人は息を飲み静かに宝箱を開ける。
そこの中には小さな槍と小さな杖があった。
ニーナは槍をメイコは杖をそれぞれ取り出すとその武器は本来のサイズへと形を成していく。
「お、おっきくなった!」
「ステータスを見てみるわ!」
真実の杖
レートSSR
魔法力SS
防御力S
素早さA
スキル 真の魔法(装備者の魔法の威力を2倍にする)
「え、SSR!?」
流石のレートに驚きつつも槍の方のステータスも調べる。
ライトニングスピア
レートSSR
攻撃力SS
防御力A
素早さS
スキル 雷の加護(装備者の雷属性の効果を2倍にする)
「つ、強すぎる……」
流石の強さに唖然とする。
「ダンジョンの宝箱ってこんなにやばいのか……」
「それもあると思うけど問題はこの場所だと思う。多分ここ隠しボスの部屋なんだと思うぞ」
もちゆぺはそう言って地図を指さす。
「これだけ入り組んでいる洞窟だからね。まずここに辿り着くも至難の業だと思うし他の隠し部屋も回れば同じような武器が手に入るかもしれないな」
「確かにそうかもしれないね!」
「こんな武器が出てくるなら困難も乗り越えられそう!」
「そうだね!なら今日はこの辺にしてここで休まない?宝箱を取ったあとのボス部屋ならモンスターもわかなくて安心だと思うし今日はもう休も」
「そうだな今日は休もう」
3人はここで休む事にした。
テントを貼りご飯を食べ寝る準備をした3人は寝床に着く。
そこでニーナは今日手に入れたライトニングスピアを早速オーダーワンに武器合成する事にし、ヘファイストスの火を発動させミョルニルで叩いたのであった。
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目を覚ますとオーダーワンの形が変わっていてその横にメモ紙が置いてあった。
ニーナが寝た後に武器が形を変えて行ったので鑑定してみたよ。
セカンドオーダー
攻撃力S
防御力S
素早さS
神器の器
スキル タイプアップ(タイプ別て合成させた中の最強の武器に姿を変える。その際その武器のステータスを一段階上げる。)
スキル セカンドウェポン(二本に分裂することがてきる)
ニーナはその内容と少しかっこよくなった見た目を見て微笑んだ。
「いい武器じゃん」
強くなる武器にニーナの心は踊るような気持ちであった。
「おはようー」
「おはよー」
「みんなおはよ!」
みんなは目を覚まし冒険の準備をする。
そして今日は洞窟内の宝箱集めと第四層攻略の予定である。
隠し部屋にある宝箱に何が入っているのか期待で胸が膨らむ3人であった。
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3人はモンスターをどんどん倒しながら隠し部屋に向かう。
新しい武器を手に入れたことによってメイコの魔法をさらに力をましニーナも新たに槍を使う練習をしていた。
「槍って何か難しいね。間合いがある分懐に潜り込まなくて少し安全だけどいまいち慣れないわ」
「戦い方なんて固まってないんだから好きに使ってみればいいんじゃないか?」
「好きに使ってみるって言ってもどんな風に?」
「えっ投げるとかあえて懐に潜り込んで突き上げるとか色々だ!」
「確かにそう言われると何か色々出来そうかも……試してみる!」
そう言って少し進んだ所にいたリーザードマン相手に試してみる事にした。
まずニーナはリーザードマンに向け、雷を帯びた槍を高速で投げ一体仕留める。
そのまま刺さった槍を地面に突き刺しその槍を中心に周りにいるリーザードマンに向け遠心力で蹴りをかます。その流れで一気に槍を地面から引き抜き円を描くように周りのリーザードマンを薙ぎ払った。
「おぉ!やりやすい!」
ニーナは手応えを掴んだみたいだった。
「流石ニーナ戦闘センスがずば抜けてるな」
もちゆぺやメイコが思うほどにニーナは戦闘に抜群のセンスを持っていたそのためどの武器を使わせても様になっているのだ。
その点で考えると今後臨機応変な戦いで使えるセカンドオーダーはニーナにあった武器と言えるだろう。
「わっちも負けてられない!」
メイコはニーナに向け闘争心を燃やすのであった。
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