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洞窟探索

毎日昼の3時に投稿して行きますので応援よろしくお願いします┏●

3人は第四層奥で洞窟を見つけ探索を始めていた。


しかし洞窟の中は複雑に入り組んでおり迷路のような構造をしているため3人は迷ってしまうのであった。


「道が多すぎる……」


「どこから来たか忘れちゃったね……」


「こうなったら……」


もちゆぺがニーナの手から離れ洞窟の地面に手を着いた。


「もちゆぺ何するの?」


「いや、いい魔法を思い付いたからそれを使えば打開出来るかと思ってね」


「……?」


地面に魔法陣が浮かび上がりその魔法陣の中心を小さな手がトンと叩く。


もちゆぺの手元に立体的な映像が浮かび少しずつ形を成していく。


「それは何を作ってるの?」


「地図」


「え……?」


もちゆぺの手元に出来たのは立体的なこの洞窟内の地図であった。

その地図には何と、モンスターの居場所や隠し部屋すら映っていた。


「どうやったの!?」


「その地図はどんな原理で作られたのかすごい気になる」


2人はこれにかなり興味津々である。


「かなりこの洞窟が複雑だったから何かいい方法が無いかとずっと考えてて思い付いた魔法なんだけど、地面に微細な音を流してその振動と跳ね返りでこの洞窟内の正確な配置を形にしたんだ。それでその時にある程度のモンスターの居場所も写ってるけど、あくまでこの魔法を使った時点でのモンスターの位置だから移動している可能性はあるよね」


もちゆぺが長々説明してくれたが2人は理解出来ていないのか難しい顔をしている。


「洞窟に音を流してその跳ね返りで地図を作ったってことだよ」


メイコがぱっと笑顔になり理解したようだがニーナは理解ができていない。

しかし理解してもらう事をもちゆぺは諦めたのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もちゆぺは定位置に戻り、3人は探索を始めていた。


まずは宝箱のある部屋を目指し進む3人。


部屋へ近付くにつれモンスターがだんだん強くなってきているようにも思える。


「何か少しモンスター強くなってきたね」


「まぁでもこのくらいなら何とかなるでしょ」


そう言って湧いてくるスケルトンやスモールゴーレムを倒して行く。


そして3人は宝箱のある部屋にたどり着いた。


その部屋は思っていたより広く何か起こりそうな雰囲気をかもし出している。

そしてニーナが部屋の中央付近へたどり着いた途端上から大きなゴーレムが降ってきた。


ズドーン!


「やっぱりそうなりますよね……」


「エンシェントゴーレム……」


ニーナはそっともちゆぺを置き戦闘態勢に入る。


メイコが鬼火を打ち出すと同時にニーナはオーダーワンをガルムソードへと切り替え一気に斬り飛ばす。


2人の攻撃が効いているのか少しエンシェントゴーレムがふらつく。


「あれ、思ったより効いてる」


「わっち達強くなってるね!」


そして2人の猛攻撃が始まった。

エンシェントゴーレムも反撃に転じ魔法や腕や足を振り回して攻撃してくるがニーナには全く当たらない。


「一気に終わらせる」


そう言ってニーナは魔法を発動し全身に電気を纏い居合の構えに入る。

エンシェントゴーレムが止まっているニーナに向け拳を振り下ろしたところでニーナは消えた。


「紫電一閃 居合 カムイ」


気が付くとニーナはエンシェントゴーレムの後ろにたち剣をしまっていた。


エンシェントゴーレムは振り向きニーナへ反撃をしようとするがそこまでだった。

エンシェントゴーレムの体が細切れになり、崩れ落ちドロップアイテムへと変わった。


「思ったより楽勝だったね!」


そう言って笑ったのであった。

面白い、もっと読みたいと思ってくださった方は、感想や評価、またはブクマなどをしてくださると凄く嬉しいです!

今後頑張れます。

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