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バルダロス

毎日昼の3時に投稿して行きますので応援よろしくお願い致しますm(*_ _)m

コモドレアスの群を倒したニーナ達は第二層の最深部に着こうとしていた。


「コモドレアスには驚いたけど、それ以来全然モンスター出てこなかったね」


「まぁでも安全に進めるに越したことはないからいいさ!」


「そうだね!」


「そう言えば第二層のBOSS部屋には今何がいたんだっけ?」


「確かBOSSがニルゴーレムでニルゴーレムが倒されたから今はゴーレムが三体リスポーンするようになったって話しよ」


「ゴーレムか!なら楽勝だね!」


「うわぁぁぁ!」


前方から叫び声が上がり人影がこちらに近ずいてくるのが見える。


「む、無理だ!な、なんで二層のBOSS部屋にこんなのが湧いてんだよ!!!」


と言いながら冒険者達が颯爽と逃げていく。


「今のって確か、Aランク冒険者だったような……」


「BOSS部屋で何かあった見たいね、行きましょ!」


「うん……」


二人はBOSS部屋に向かう。

するとゴーレムでは無く見た事の無いモンスターがそこにはいた。


「あれは何!?」


大きさは人より一回り大きいくらいでブァッファローが人型になって立っている様な感じだ。

極めつけはモンスターなのに大きな剣を持っている。


「へぇーまさかこいつがいるとはね」


目を覚ましたファフナがこいつの事を知ってる見たいだ。


「ファフ、あれは何なの!?」


「あれは、バルダロス。魔界のモンスターだね。しかしこいつを見るのは久しぶりだ!エンシェントゴーレムより強いぞ」


「えー!?」


「流石に逃げましょ……」


「それが得策だと思うけど、どうやらそれは無理そうだね」


ズドーン!


何を思ったのかバルダロスはニーナ達が入ってきた入口を破壊し埋めてしまった。


「え!?逃げれないじゃない!」


バルダロスは、こちらに向き大きな剣を構える。


「グォォォオオオ!」


雄叫びと共に突っ込んできた。


二人も戦闘態勢へ入る。


「やるしかない見たいね」


ニーナは強くグリップを握り刃の道筋を作り出す。


そして一気に駆け出した!


道筋を辿る途中バルダロスが勢い良くこちらへ剣を振るってきた。その時何と道筋が切れてしまった。


「えっ……」


今まで道筋が消えた事はなかった為驚いているニーナに剣の刃が迫ってくる。


「ニーナ!」


メイコの声で我に返り、既の所で剣を防ぐがあまりの威力にニーナは吹き飛ばされてしまった。


「なんて威力……」


「ニーナ、今のままじゃ君の刃は奴には届かないよ」


「ファフどういう事?」


「あのレベルの敵になって来ると今の刃の道筋では、奴の懐に飛び込めないってことさ。道筋が壊されるからね」


「道筋が壊される?ならどうしたら!」


「僕がそれを教えてあげるよ。だから時間が欲しい」


メイコがこちらへ近ずいてくる。


「ニーナ大丈夫!?」


「大丈夫。それよりメイコ、時間を少し稼いで欲しい」


「またあなた何かするつもりでしょ!」


「僕が頼んだんだ。ニーナに奴を倒す力を伝授する。その為には時間が掛かるんだ。かなり危険になると思うけどメイコ時間を稼いでくれないか」


「ファフがそこまで言うならわかったわ。時間を稼いでみる」


「任せたわ!」


メイコはバルダロスを引き付け、時間稼ぎを始めた。


「ニーナ君に僕が魔法を伝授する。脳内にかなりのイメージが流れると思うけどしっかりとその感覚を覚えるんだ」


そういった途端脳内に膨大な量の知識が流れ込み始める。


「全部伝授するには10分かかる。メイコ耐えてくれ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メイコはバルダロスを引き付け接戦を繰り広げていた。


「ファイアーボール!」


超特大の炎の玉がバルダロスを襲うがバルダロスはそれをなんなりとかき消し走りよってくる。


バルダロスは剣を振り上げ、一気に振り下ろした!


ドーン!


メイコはそれを交わしたが、地面が揺れるほどの威力くらったらひとたまりもないだろう。


グリップを強く握りタメを作る。

そしてスキルを発動させた。


「カマイタチ!」


メイコの斬撃が飛びバルダロス捕らえるがかすり傷程度しかダメージを与えられていない。


「どうなってんのよ強すぎ!こうなったらわっちも試すしかないわね」


メイコはファイアーボールの構えに入り巨大な炎を作り出す。

そしてその炎を手のひらサイズまで圧縮し高密度の火の玉を作り出した!


「くらえ!フレアショット!」


その火の玉はバルダロスを捕らえ、一気に爆発した。


「グォォォオオオ!」


流石に効いたようでバルダロスは怒り、加速度を上げ近ずいて来た。


「やば……」


その動きは思いのほか早く懐に潜り込まれてしまった。


(死ぬ……)


そう悟った瞬間


「紫電一閃!」


バルダロスは壁まで吹き飛んだ。


「間に合った!お待たせ!」


ニーナは全身に雷を纏い颯爽とメイコの前に現れた!


「ニーナ……」


「ここからは任せて!私が倒してくるから」


ファフに雷魔法の極意を伝授してもらい、ニーナは雷魔法を体得した。


「まだニーナの魔力量じゃ全然大技は使えないけど、バルダロスくらいならまぁ大丈夫だろ」


そう言ってファフナは笑う。


「私の魔力量はあと半分。尽きる前に倒しきる!」


ファフの伝授により自分の魔力量が見えるようになったニーナはさらに自分の力を制御する事を覚えた。


そして倒れたバルダロスに向け追い討ちを掛ける!


「ライトニングスピア!」


雷の槍がバルダロスを襲うがバルダロスは、それを剣でかき消した。


「それは囮」


ライトニングスピアを消す事で剣を振り切り、隙が出来たバルダロスの懐に既にニーナはいた。


「これで終わりよ!」


雷の魔法を剣にのせ一気に加速させニーナは横に一回転。


「ショットドラゴンクロー」


横に一回転した事により遠心力でさらに加速度をました刃がバルダロスの首を跳ね飛ばした。


「つ、強い……」


ニーナの変化にメイコは驚きを隠せなかった。


「元々ニーナは雷の特性を持っていたからね。僕と契約した事でその力を引き出せたんだ。まぁ僕と出会わなくても10年後には自分でこの域に経ってしていたかもしれないけどね」


そう言ってファフは微笑んだ。

面白い、もっと読みたいと思ってくださった方は、感想や評価、またはブクマなどをしてくださると凄く嬉しいです!

今後頑張れます。

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