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聞声無い
夕暮れやさぐれる
行くあてもなく帰るだけ
の毎日
No My NICHE
疲れた憑かれた突かれた
痛い遺体居たい言いたい
癒して
慰めて
僕の声は誰にも神様にも聞こえない
きっと越えない
この声は何にも世界にも聞こえない
きっと超えない
空気の壁
跳ね返る
薔薇薔薇になりそう
赤と針
察して
本当は夢見ているのかもしれない
ねぇ無理
眠い
本当は夢見ているのかもしれない
飽く無を
こっちがあっちなら
そっちはどっちなら
僕を優しく撫でてくれるのは
愛してくれるのは闇闇闇闇闇闇闇闇 闇闇闇
抱かれて
怖い
もう無理
毛布に
狂舞って
いつシか
安眠できる夜を過ごしたい
今日は捨てた
(僕の声はこの声は神様にも世界にも
聞こえないこえないえないないいぃ)
病んでるほうが詩を書きたくなるのは