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MOON's LABiiT
肌寒い夕暮れの帰り道急ぎ足
風薫る時は過ぎ見上げたら秋でした。
瞳に映った 映った瞳に
ちょこんと緩む君の笑顔は
月に映った 映った月に
ぴょこんと跳ねるうさぎの姿
重なっていった夜
こんなにも近くても
伝えたい伝えない
涙と想いだけは
瞬間を永遠に
切り取って置けるなら
ただ笑うその時を
大切にしていたい
何色の光にも染まるその横顔
秋の月だ
僕はもう逸らせないずっと眺めていたい
あぁきっと好きだ
何色の光にも染まるその瞳は
秋の月だ
僕はもう離せないずっと見つめていたい
あぁきっと好きだ
肌寒い夕暮れの帰り道雪が降る
気が付けば明後日はクリスマス・イヴでした。
生誕祭