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アニオタが楽園(ハーレム)を創ろうと夢見ている  作者: 首里おでん
第1章 高校1年生
8/45

好きになった人がいるの

今日は、朝と夕方の2話連続投稿となります。

第8話 好きになった人がいるの



友江と一緒にバイトを終え、帰宅。


「ああ〜、バイトって疲れるな」


そこに明日乃が寄ってきた。


「お兄ちゃん、バイトお疲れ様です。

風呂入れてあるので入っちゃってください」

「ありがとう」


妹の気遣いに感謝する。

良い妹を持ったものだ。


風呂に入り終わるとすぐに、

眠りについた。



朝はいつものように明日乃と途中まで歩き、

ハルと登校した。

すると、俺の席にソフィがいた。


「どうした、ソフィ?」

「あのさ、明日の土曜日。

私の家で料理教えてくれない?」


そんなに、悔しかったのか。


「分かった。10時でいいか?」

「うん、ありがと…」


「ちょっとりょーくん!」

「亮、変態ねッ!」


いつの間に来たんだよ友江。


「なんだ?ソフィと料理するだけだぞ?」


俺は当たり前のことを言った。


「じゃあ、今度家に来て、私の手料理食べてくれる?」


上目遣いで言われる。

「ああ、楽しみにしてる」


一方、友江は

「料理に見立てて子作りだなんて変態ッ!ばか!」

とアホなことを言う。


「何言ってんだお前。

俺はソフィに料理を教えるだけ」

「あたしとは何もしてくれないの?

べ、別に頼んでないけどッ!」

「お前とは買い物に行きたいかもな」


今度、仲良くなった女子には

自分の趣味を教えよう。


「で、りょーくんなんでまた1人女の子が増えてるのかな?」

「昨日、バイト先で会ってな、話しやすくて気付いたら友人だ」

「そうよ、あたしと亮はちょー仲良いの」

友江は腕にしがみついてくる。


ぷにっ


ほわっ!?

友江の微かに膨らんだ胸が腕に当たる。


「や、やめろって」

「やーだ、この2人にあたし達の仲を見せつけてやるんだから」

「だから、その、当たってる…」

「ふぇ?キャッ、変態!」


バチン!


痛ぇ。俺の頬に平手打ちが飛んだ。

理不尽だろ。


そんなこんなで土曜日になった。


ソフィに渡された地図を見ながら住宅街を歩く。


「ここがソフィの家か」

どうやらマンション暮らしのようだ。


ピンポーン


『はーい月雲です』

「俺だ」

『今行く』


ガチャリと音がして扉が開く。


「今日は来てくれてありがとね♪」

「おう、俺は楽しみだったから全然いいよ」


部屋の中に入る。


うん、なんでこんな広いマンションなの。

ソフィ以外に気配を感じない。

一人暮らし?


「お前まさか一人暮らしなのか?」

「え?うん。そうだけど」

「親さんは?」

「2人とも海外で仕事」


それなら結構寂しいんじゃないだろうか。


「寂しいけど、なんとか大丈夫」

「これから偶にここに来ていいか?」

「ほんと?嬉しい。来て来て」


やっぱりそうか。

いろいろと相談に乗らないとな。


「じゃあ、早速始めるか」

「うん!」


まずは卵焼きだ。

「卵焼きは油をこまめに()くと表面が焦げずに綺麗に焼ける。ほら、こんな感じで」


俺は綺麗に出来上がった卵焼きを見せる。

「分かった。やってみる」


調味料さえ間違えなければ相当料理上手いかもな。


「できたよ」


おおっ!めちゃくちゃ綺麗じゃん。


「すごいぞ、コツを教えただけでこんなに上手く行くなんて」

「亮の教え方が上手かったんだよ」


後は味だ。

俺たちはお互いの卵焼きを食した。

「うん、さすが亮。美味しいよ」

「多分、ソフィの方が美味しいと思う。

めちゃくちゃうまい」


これは料理上手くなるな。

「じゃあさ、夏休み明けから毎日亮に弁当作ってもいいかな?」

「気持ちはすごく嬉しい。 でも作ってもらうなんて悪いよ」

「自分で言うと変かもしれないけど、うちはお父さんが社長やってるから

 多少はお金に困らないんだよ?だから心配しないで」

「そうか、じゃあお願いします」


やったー、毎日美少女の手料理が食べられる。

少しは遠慮しろよ、俺。


「ソフィさ、両親と一緒にいないと相談できないこともあるだろ?だからなにか相談があれば、俺に言ってくれ」

「ありがとう、じゃあ1つ相談に乗ってもらってもいいかな?」

「もちろん」


俺がちゃんとした相談相手になるかは保証できないけどな!


「あのね、私。入学して好きになった人がいるの。でも出会ったばかりで、お互いのことをまだ知らないうちに告白はしない方がいいと思ってる。亮は私の気持ちを伝えるべきか、もう少し後に伝えるべきか、どっちだと思う?」




ここまで読んでくださりありがとうございます

800PVv(。・ω・。)ィェィ♪v(。・ω・。)ィェィ♪

皆様本当に感謝です。

誤字脱字などなど指摘ありましたらコメントください。

感想、コメント待ってます。


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