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アニオタが楽園(ハーレム)を創ろうと夢見ている  作者: 首里おでん
第1章 高校1年生
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転校生は

第37話 転校生は



一瞬の隙を突き、俺は残り少ない力を振り絞って

おっさんの顔面に拳を放った。


ぬごぉっ


変な叫び声を上げておっさんは倒れる。

そのすぐ後に俺の意識は飛んだ。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



誰かの気配を感じて俺は目を覚ます。

ここは…

また保健室か。


「誰だ?」

「ユリヤルヴィ」

「あ、さっきの子か。怪我はないか?

 やっぱ外国人だったのか」


見た目から北欧の方に見える。

銀髪がキラキラしていて綺麗だ。


「怪我をしたのはそっち。大丈夫?」

「ああ、大丈夫だ!」

「そ」


ユリヤルヴィと名乗った少女は早々に帰ってしまう。

そ、ってなに!もう少し心配してくれよ…

俺は彼女の素っ気なさに苦笑いする。


そこに楽園部のメンバーが走りこんできた。


「りょーくん大丈夫?」

「亮、また怪我しちゃったのね」

「別に心配して来たわけじゃないけど、怪我大丈夫なの?」

「貴田君、無茶は良くないわ」


みんな心配してくれる。


「ああ、大丈夫だ。心配かけて悪かった」


もう少し自分の身体を労わってやらないとな。

どうせすぐ治るけどね。



翌日、登校できるくらいには怪我の痛みも引いていた。

自分の席に着くと山元先生が教室に入ってきた。

どうやら遅刻ギリギリだったようだ。

先生はホームルームの挨拶が終わると、俺を見てきた。


「貴田君、昨日は大丈夫だった?  

 貴田君は大丈夫でも報告書を書く私が大丈夫じゃないの。

 結構面倒なんだからこれからは無茶しないようにね」


もっと心配しろ~。

あんた担任でしょ?


「あ、はい」


先生はなにかを思い出したようにクラスを見回す。


「実はね、今日このクラスに転校生が来ています!」


「「「おおおおおおおおおおおおおおお」」」

クラスの大半が歓喜の声を上げる。


この時期に転校生って、ラノベかよ。

可愛い子だったらいいな。

まあそんなのありえないけど。


「入ってきて~」


ガラガラ~っと教室のドアが開かれ転校生が入る。


あ、ありえた~~~~~~~

こんな美少女が転校してくるなんてことありえるのか?

でも現に転校してきているから何も言えない。


「なにあの子、めっちゃ可愛い。外国人?」

「オレひとめぼれしたわ」

などとクラスは盛り上がる。


教卓の前に立つと先生に自己紹介を勧められた。


「アンネ・セニア・ユリヤルヴィ。ノルウェー人」


って、昨日の美少女じゃん!

なんですぐに気付かなかったんだ俺は。

それと自己紹介短くね?


山元先生が彼女に問う。

「席二つ空いてるけどどっちがいい?」

「あそこ」


その人差し指は、御雪の席を指していた。


「ここは私の席なのだけれど…」


そう言う御雪の席の前まで行き、彼女は

「どいて」


と一言。


「嫌よ。空いている席に座ってちょうだい」

当然御雪は言い返す。


「どいて」

「嫌よ」

「どいて」

「嫌と言っているでしょう?」


この攻防戦がまだ続くのかと思いきや、

彼女は俺の後ろ席。

つまりマサにターゲットを切り替えた。


「どいて」

「え…………は?」


そりゃそうなるよな、いきなりどいてと言われても困る。


今度はマサの席の机に手をついて強めに言う。

「どいて」

「いや、あの…」


マサは状況が飲み込めず、先生を見つめる。


「堀間君、とりあえず一時的に移動お願いできるかな?」

「でも…」


反論しようとしたマサをユリヤルヴィが睨む。


「……………………はい」


マサは渋々席を移動した。

可哀想な勝くん。


先生がホームルームを再開する。

「じゃあ、席も近いし富部さん。いろいろ教えてあげて」


ユリヤルヴィの隣の席の富部という女子に先生は頼んだ。

が、

「嫌。この怪我した人が良い」


と俺の制服を引っ張る。


「なんでだ?」

「話したことあるのが一人しかいないから」


ですよね。

一瞬だけ俺のこと好きかもしれないとか思ったんですよ。

違いましたね、はい。


「それじゃあ貴田君お願いね。

 ホームルーム終わり!」


相手が自分に全く気がないと分かってるのって辛いな。

あと御雪と睨み合わないで欲しいんだけど。

なぜかいつまでも2人は睨み合っていた。


やばい、このクラスに嵐がやってくる…


ここまで読んでくださりありがとうございます

感想コメント待ってます!

誤字脱字などありましたら指摘お願いします。

ブックマーク登録を是非…

第13話にソフィの挿絵を挿入しました。

是非見てください!


それと今後についてですが、

これからは二日に一話投稿となります。

その代わり今までよりもだいぶ一話が長くなるので進度は変わりません。


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