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アニオタが楽園(ハーレム)を創ろうと夢見ている  作者: 首里おでん
第1章 高校1年生
3/45

シスコンだけど、他の美少女もいけますよ

第3話シスコンだけど、他の美少女もいけますよ



桐野と別れてから、牛丼屋で適当に昼をすませ、

エロゲーショップへ行き、そこで次にプレイするソフトを4、5時間かけて決めていた。

気付けばもう7時。

今度こそ帰宅だ。


家に帰ると、リビングで明日乃が待っていた。


「お兄ちゃん、遅いです!

ずっと待ってたんですよ?」


明日乃は俺の胸に飛び込んで来た。

あ〜イイ匂い。ずっとこうしてたいな。

おっと…いかんいかん、俺たちは兄妹だ。


「ごめんごめん。ちょっとクラスの女子を助けてたんだ。その後エロゲーショップに行ってたら時を忘れてな…」

明日乃を引き離しながらそう言った。

「お、女の子と!?お兄ちゃんには私がいるのに。それにエロゲーなんてやらないで、私とも少しは遊んでくださいよ〜」

「俺たちは家族だから」


苦笑。シスコンの俺が言うのもなんだが、

こいつはブラコンだ。

でも寂しい思いをさせていたのは事実だしな。


「分かった。今度一緒にどっか遊びに行こう」

「ほんとですか?やった!お兄ちゃんとお出掛け〜♪えへへ」

可愛い笑顔でこうも喜んでくれると、兄としては

嬉しくなってしまう。

出掛けた時、欲しいものを買ってあげよう。


エロゲーを買うにも、明日乃にプレゼントをするのにも金がかかる。

明日からバイトだな。

バイトをする大まかな理由は2つ。

1つはエロゲーを、自由に買うためだ!

もう一つは、将来のことを考えて金を貯める。

時給1200円の焼肉屋で1日4時間の週3勤務だ。


部屋に戻りながらそんなことを考えていた。

部屋に戻り、すぐ筋トレを始める。

筋肉ついてるとかっこよくね?

小学校までは、水泳・サッカー・野球・柔道と

スポーツマンだった。

だが中学校に入ると、鍛えられた筋肉を活かさず、帰宅部となった。

だから筋肉を衰えさせないためにも、中学から

毎日筋トレを続けている。

筋トレをしたあと

❮美少女を揃えたハーレムを創ろう!❯

という目標を思いながら風呂に入った。

風呂を上がり、歯を磨きベッドに横たわると

すぐに寝てしまった。


翌朝、日光が瞼にあたり眩しくなってきたところで俺は目覚めた。時計を見る。

7時だ。俺にしてはすごい早起きなのだ。


いつものように明日乃と家を出る。

「お兄ちゃん、今日は朝早かったですね。」

「昨日ベッドに横になって気付いたら朝だった」

なんて他愛ない話をしていると


トンッ


誰かが肩を叩いたのだ。

振り向くと桐野がいた。


「おはよう、りょーくん!」


りょーくん?昨日会ったばっかなんだけど…

可愛いからいいや。


「おはよう、桐野」

「隣の子は?」

「ああ、俺の妹だ。明日乃挨拶しろ」


明日乃は俺の背中に隠れてモジモジしていた。


「お、おはようございます。…明日乃です」

「おはよう、明日乃ちゃん♪」


3人で道を歩き、途中で明日乃と別れた。

「桐野は俺の家と近いのか?」

「うん、大通り挟んだとこにあるマンション」

「近いな」

「これからは一緒に登校しようね」


だから…勘違いしますよ桐野さん。


教室に入るとなんだかザワザワしていた。

俺は席に向かおうとしたが足を止めた。

俺の席で明らかに俺を待っている人間がいる。

「なんか用か?」


俺は女子生徒に問いかける。


「ちょっと来て」


いきなり袖を引っ張られ廊下に連れられた。


「なんだよ、いきなり。」

「ごめんね、ちょっとあんたに用事があって」


よく見るとその女子生徒は金髪ツインテールの

ロリ巨乳だった。やばい、タイプだ。

「で、用事はなんだったんだ?」

「あ、あんたも、その…エ…ゲー…好きなの?」

「何だって?もう一度言ってくれ」

彼女の言葉がモゴモゴしていて聞き取れない。



「だからッ、あんたもエロゲー好きなの?」


………ん?







ここまで読んでくださりありがとうございます!

ストーリーに対する要望、誤字脱字などの指摘があればコメントください。

早急に修正させていただきます。


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