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君の奏でる音色  作者: たかぽん
5/5

夏が来た!

‥‥‥‥。おわた‥。

今宵は灼熱地獄。気温は37度を超えていて今年最高気温。

今日は日曜日でいつもなら学校に行って部活を始める時間なのだが先生の都合により今日は休み。

そこまではいい。

休みの日は朝早くにお菓子を調達してゲームやアニメにネットサーフィンをしながら終わるはずなのだがエアコンが壊れてしまいそれどころではなくなった。

昨日の夜まではなんともなかった(少し唸ってたいた。)のだが暑さで目覚めた俺は急いでエアコンをつけようとしたのだがうんともすんともいってくれなくなった。

ゲームとアニメと部活がこの世のすべての俺はその全てを封じられまさに万事休す。


「清瀧ん家でもいくか‥。」


あいつん家常にエアコンの温度20度に設定してあるしだいたいお茶と菓子出してくれるからありがたいんだよな〜。


そして清瀧家へ。


清瀧「お前から来るなんて珍しいじゃん」

「ちゃんとお菓子だしてよ」

清瀧「それ狙いかよ。まあ、上がれよ。」


さあ、紹介しよう。

上条家は我が那智家から自転車10分弱の住宅街の一角の2階建てのアパートの201号室の住民だ。

2LDKの間取りに父と母と妹の4人暮らしている。

上条の父はシステムエンジニアの仕事をしておりかなりの高収入なんだとか。

おかげでお金に困ることはなく上条母は毎日美味しいご飯を作ってくれるまさに理想の家庭と言える。

今日は両親も妹も不在で清瀧君は一人ぼっち。

金持ってるんだから少し多めにお菓子を食べても文句を言う人は誰もいない。


「ってことでバーゲンダッツもらうぞ」

清瀧「なにがってことでだよ。まあいいけどさ。あ、イチゴは残しとけよ。好きだから。」

「ならイチゴ貰うわ。」

清瀧「お前そんなんだから友達いねーんだよ。」

「お前は友達じゃないのかよ。」

清瀧「違うね。」

「俺帰るわ‥。」

清瀧「おう気をつけて帰れよ。」

「いやそこは止めろよ。(震え声)」

清瀧「なんだ帰んないのか。まあ冗談はこれぐらいにしてゲームでもすっか。」

「冗談きつすぎんだよアホ!最後らへんこいつ本気か?って思ったじゃねーか!」

清瀧「まじかよ‥ププっ」

(まじ殴りてぇ‥)

清瀧「まあ十分楽しめたしお菓子も好きなだけ食えよ。それにわざわざ友達なんて確認するもんじゃねーよ。こいつといて楽しいとかまた遊びたいって思ったらそれはもう友達なんじゃねーかな。」

「なんだよそれ。なんか俺がバカみてーじゃん。お菓子遠慮しねーからな。」

(なんだよ、たまにはいいこと言うじゃん。)


‥‥‥‥‥1時間後。


(ガクブルガクブル‥)

清瀧「どんだけ震えてんだよ。産まれたての小鹿みたいやぞ。」

「クーラー効きすぎなんだよ!18度はねーだろ。」

清瀧「仕方ねーだろ。設定変えると壊れちゃうんだから。」

「ボンボンなんだからそのくらいなんとかしろよ!」

清瀧「別に気になるほど寒くねーしわざわざ修理する必要ないんだよ。」

(やばい‥腹が痛くなってきた‥)

「悪い‥トイレ借りるぞ‥‥。」

清瀧「ったく情けねーな。しゃきっとせい。」

「できるか!」


お菓子目的で安易にこいつん家に来た事をひどく後悔した瞬間であった。


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