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プロローグ
内容の途中に残酷な描写を入れるかもしれません。
グロテスクな表現に免疫がない方は申し訳ありませんが読むのを控えて下さい。
ーーー
一体、どれだけの距離を走ったのだろうか。
一体、僕は何に怯えて逃げてきたのか。
一体、僕の見たものは何だったのか。
思い出すことが出来ない。
いや、思い出せないんじゃなくて、単に思い出したくないだけかもしれない。
しかし、唯一思い出せることがある。
いや、思い出したんじゃない、余りにも今更ながら気づいただけだ。
ーー僕が、この恐怖から逃げることは不可能だと言うことにーー
僕は悔やんだ。
何故あんなことをしたのか。
遊び心で関わるんじゃなかった。
あんなつまらないことで大切なものを失うんだったら、大切な奴らと楽しく遊んでいればよかった。
こんなことになるんだったら、もっと早くあいつに僕の気持ちをーーー
ゴンッ
頭に強い衝撃を受けるとともに、僕の意識はここで途切れた。
1ページ目から駄作です。ミスがありましたら報告よろしくお願いします。