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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

一次創作多めのなんでも短編集

茶番

作者: るーとに
掲載日:2026/03/29

この世では多様な茶番が繰り広げられている。


華々しい道を歩む者も居れば、辛く苦しい道を歩む者も居る。

例えば、友への憎悪を激しく抱いていた者は、今は友の側で抱えていた憎悪を捨て、笑っている。

それに反し、想い人への想いがライバルにより砕かれ、行き場のなくなってしまった想いだけを抱え続ける者も居る。

それらの話は、聞いた者に多少の爪痕は残したことだろう。


善であろうとすればするほど、周りは離れていく。悪であろうとすればするほど、周りが善へと押し進めてくる。その繰り返しが、無限に続くだけ。なら、我々はどこを向いて歩けばいいのだ?

それと同様、ハッピーエンドに見えたとしてもバッドエンドに見えたとしても、それが逆転しうることはあり得ないことではない。


目の前で誰かが倒れたとしても、それを助ける者はそうそう居ないだろう。皆、目ではなくスマホを向けるだけ。普段「人を助けられる人間になりなさい」と言ったその人さえもその場から逃げる。


この世は矛盾に溢れている。この文字列も、あの文字列も、あの人もこの人も全部矛盾だらけだ。

矛盾だらけの不完全な世界に、美しく(まと)められた物は不釣り合いだ。だからこそ、人々は美しいものに集まる。


皆目を背ける、汚い現実から。薄気味汚れたこの世界から。


これを読んで何かを感じたとしても、それすらもまた茶番だ。

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― 新着の感想 ―
茶番と聞いてまず思い出したのがこの国の政治でした。ちなみに僕は矛盾が嫌いなので、作品はなるべく矛盾が無いようにしています。短い感想?ですが、どうもすみません。
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