表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法をどこかに落としてきました…(´・ω・`) 魔法を忘れた魔法使いの物語  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/48

Scene 6: 湖の落とし物

レイムは、消し炭となったヴァンパイアと、焼き払われた森の一部を見つめ、ハッと我に返った。


「…!!!魔法!」


「魔法がどうした?」リムは、レイムの火力にまだ呆然としている。


「……吹き飛んだ……かも」


レイムは、自分の放った【火炎矢】の威力に、落とし物まで巻き込んでしまったのではないかと、真っ青になった。


「確かに景色は広くなったけど」ニールは、焼き払われた森を見て言った。「そもそも魔法って燃えたりするの?」


「さあ?燃やしたことないからわからねぇよ」リムは答えた。


レイムは、慌てて新しい魔導書を見る。そして、見たまま固まった。


「どうした?」リムが尋ねる。


「……地図……出し方……わかんない」


リムは、深いため息をついた。


「おい!教えたろ!魔導書に手を置いて……」


リムの指示に従い、レイムが手を置く。


「……出た!出たよ!地図出たよ!」


「そりゃ出るだろ」リムは、疲労困憊だ。


レイムは、おろおろと、地図上の赤い点を探す。


「魔法……魔法は……?……ない……! この辺にあったのが……ない……どうしよ……」


レイムは、絶望的な気分になった。


「落ち着け、落ち着け」リムが声をかける。「ちっ、近くに、近くにあったりしないか?」


レイムは地図を見る。赤い点は、少し離れた場所に移動していた。


「南……南にちょっと行ったとこ……この地図の青いとこ……」


ニールは、地図を見てすぐにその場所を特定した。


「あれ?ここって湖だと思うよ」


リムは、顔をしかめた。


「湖の中に落ちたのか? そりゃ無理じゃねぇか」


「……なんとか……なる……なんとかする」


レイムは、自分の責任だと、決意を込めて言った。彼女は、湖の中であろうと、次の魔法を取り戻す覚悟を決めたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ