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私はここの神様らしいです。

ネタバレ!!

「ココが私の神社か」

いや神社っつうより祠じゃね?

畑の真隣に置いてあるし。

「あなたは神様?」

あっ子供だ。

「そうだよ。私はここの神様です。」

「土着信仰にしては信仰してる人いないと思うけど。」

何この子。


「難しい言葉を知ってるんだね。」

そういえば設定作るとき普通の人間には神様見えないって言ってなかったっけ。

「本で読んだから。」

ちょっと待って言葉を切り出すのにラグがあったんだけど。

この子まさか転生者ってやつでは?

「うそはよくないな~考える時間あったよ?」

「・・・」

これガチな奴だ。

あっ逃げた。


「えっと確か仕事についての資料があるって言ってたはず。

これか。なになに~?」

毎度のごとく長いので要約すれば、

私は願ったら出る豊穣の力で供物の代償に大地を

豊かにするのが仕事らしい。

転生者以外の人間への干渉は今の地位ではタブーらしい。

「で、豊穣の力ってのはどうやって出すんですかっと?

あっあった。なになに~?

手をパーにして、力の使用範囲を頭に浮かべる。

あっなんか光った。で使用する力を認識する。

私なら豊穣の力っと。で、え。これ読むの?

しかたない、か。」

『我、神たる高麗なり。わが力を今ここに顕現させよう。豊穣。』

「あっできた。」

なんか土がふかふかになってるしなんだっけ団粒構造?になってる。


~~約5782時間38分後~~


「暇だ~」

豊穣の力は簡単に使用できるから疲労は感じないし、

転生者であろう女の子もあれ以来来ていない。

やることがないとはやはり暇だ。

「こんにちは。」

あっあの時の女の子。なんかつれてる。

「久しぶり。なんで急に来たのかな?」

「私、昨日5歳になったからまた別荘に来たの。」

おおこの子たちどうやら金持ちの子供だ。

「5歳になって教会に行って神様に聞いたの。

神様になら転生者だと知られても大丈夫だって。」

前逃げたのがばれるのがだめだと思ったからってなら

理解もできるな。

「私の名前はローラ。ローラ・カルデリオス。そしてこのこは」

「…リスタ・ヴァリクスタ。」

「そうなのね。私は高麗。よろしくね。」

「コーライさん?」

「そう。高麗。」

発音にどこか違和感を感じるけどまぁいいや。


私は知らなかった。

自分の息子と孫娘にあっていたなんて。

家の名前ごついな。

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