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【完結】俳優、女子中学生になる~殺された天才役者が名家の令嬢に憑依して芸能界に返り咲く!~  作者: 朱音ゆうひ@11/5受賞作が発売されます!
3章、人狼ゲームとシナリオバトル

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185/241

185、パパはクリスマスプレゼントを買いたいッ!

 クリスマスを前に、シェアハウスは一度解散した。

 「年末年始はお家で過ごそうね、メンバーとはクリスマスパーティでまた会おうね」って感じらしい。

 

 懐かしの我が家に帰宅すると、着物姿のママが飼い猫のミーコを抱っこしながら自慢の防塞を見せてくれた。


「おかえりなさい王司。毎日配信を見てたけど、やっぱり同じ家にいないのが寂しくて、帰ってくるのが待ち遠しかったわ」

「ただいま~! ミーコ、元気にしてたー?」

 

 ふわふわのミーコを撫でると、「にゃー」と鳴いた。

 なんて可愛いんだろう、猫ってやつは。ずっと抱っこしていたい。


「さあ王司。ミーコばかり構ってないで見てちょうだい、ママの作った要塞を」

「そういえば作ってたんだっけ」

「まず、お庭のX印は踏んじゃだめよ。爆発するわ」


 爆発はしないだろ。

 ママは袖を振り、ドヤ顔で窓を見せた。


「王司。これは窓ストッパーよ」

「うんうん」

「防犯ガラスシートも完備しているわ。庭が爆発しても大丈夫なのよ」

「その言い方だと、まるで本当に爆発するみたい」

 

 ママは「おほほほ」と上機嫌に笑いながら家の中に進んだ。

 廊下にはペットボトルの瓶がゴロゴロ転がっている……。

 

 こ、これは一体。


「王司。これはね、夜間専用のペットボトルトラップよ」

「ペットボトルトラップ?」

「ええ、そうよ。真っ暗でペットボトルがゴロゴロ転がっていたら転ぶでしょ」

「あ、はい」


 なんか思ってたより可愛らしい罠だな。

 庶民的というか。

 あとこれ、普通に家族も引っかかるやつだよね。


「ママ、これトイレ行く時とかさ、困るよね。危ないよ」

「それだけが欠点ね」


 ママはふざけているのだろうか。

 いや、真剣な顔をしている。

 この人の会社、普段どんな風に経営されて……いや、気にしないでおこう。


「次はね、バリケードよ」

「はい」


 私の部屋の前に段ボール箱が山積みにされている。

 なるほど、バリケードだ。

 ちょっと解放区を思い出して懐かしくなる。

 つまり、中学生レベルということなのだが。


「王司、今ママのこと中学生レベルだと思った?」

「あ、いえ」

「ママはね、脳みそがキッズなの。永遠に夢見る少女でいたいと思っているわ。でもそれって難しいわよね。難しいとは思うけど、挑戦する心は捨てないようにしようと思っているわ」


 ママはとても真剣な顔をしていた。

 ところでこれ、部屋に入る前はいいんだけど、部屋に入った後はどう考えてもバリケード再設置できないよね。

 だってさ、外に出れなくなるじゃん。


「ママ、これ申し訳ないんだけど、しっかり私が部屋に入った後にバリケードを作られたら出られなくなってすごく困るよ」

「そうね、そういう欠点はあると思っていたわ。ただ、こういうものも考えてみたわよって見せてあげたくなっただけなの。採用しなくても大丈夫よ」

「なるほど、アイディア発表会なんだね」


 ママは寂しかったのだろう。

 ふとそんなことを考えた。

 そうか、世の中の親子ってこんな風に交流するんだな。

 しょうもない。

 でもその「しょうもない」ができるのが家族なんだ。


「ニャー」


 ミーコがぴょこんとママの上から降り立って段ボールで爪を研いだ。

 どうやら爪とぎとしてお気に召したようだ。


「ママ、ミーコが気に入ったようだし、このバリケードはミーコにあげようと思うんだけど、どうだろう」

「おほほほ、王司は優しいわね。ママはそれもいいと思うわ。有効利用できて地球に優しいわね」


 バリケードを猫に譲ると地球に優しいらしい。

 よくわからないが頷いておこう。


 ママと私の要塞ツアーはまだ終わらない。


「王司、次はね、のれんハンガーよ」


 もう名前からして和む感じがするんだよな。

 絶対しょうもない罠だろう。

 しかしこれはママによるアイディア発表会なのだ。

 こういう時に娘は親孝行をするのである。


「のれんハンガー、いったいなんだろう。気になるなあ」


 ニコニコと超機嫌のままについていくと、洋服をかけたハンガーが大量にぶら下がっている空間が廊下に発生していた。

 なるほどな。

 ちょっと通りにくいな。


「どう思う? なかなか侵入者がびっくりすると思うの。真っ暗だとホラーな感じも出るのよ」

「お化け屋敷みたいだね」

「そうね、学園祭でお邪魔したお化け屋敷が楽しかったから、ママもやってみたくなったのかもしれないわ」


 ママが楽しそうで何よりである。

 さて、次は階段か。


「王司、距離を取って階段を見てなさい。ママがお布団アタックを見せてあげるわ」


 お布団アタックか~。

 もうなんか想像ができてしまう。

 じと目になって見ていると、ママはいそいそと階段を上り、よいしょよいしょと階段の上からお布団を転がした。

 うん、想像通りです、ママ。


「いいこと王司。侵入者が来たら、上からこうやって物をぶつけるのよ」

「うん、わかった、ママ」

「そして弱ったところに必殺の変態撃退スプレーよ」


 あーいつものスプレーね。

 成功して要塞見学ツアーは終わり、主にセバスチャンが後片付けに奔走することになったのだった。


 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

 

 ――【西園寺(さいおんじ)麗華(れいか)視点】


 クリスマスを控えた某日。

 西園寺麗華は自宅にて、ネッシーのぬいぐるみを膝に乗せ、推しを祀る神棚にクリスマスカードを捧げた。


「江良先輩。麗華です」

  

 麗華は、毎年、片想い相手である江良先輩に匿名でカードを贈っていた。

 江良先輩はファンが多かったので、その他大勢のファンの一部としての恒例行事みたいなものだ。

 

「先輩。FPSもクリスマスムードです。ネッシーのぬいぐるみは自分用のクリスマスプレゼントとして買いました。今年は年齢詐称がばれました。でも、先輩が亡くなった後だから……こんな言い方したらバチが当たりそうだけど、先輩にばれなくてよかった、なんて……そうそう、CMもいただけたんですよ」


 いえーい、クリぼっちワンカーップ。


「年齢バレしたせいでGASの対象年齢外になってしまったんです。でも、25歳以上の役者たちの集まりに入れてもらうこともできて、後ろめたさを感じることなく、等身大の自分で他人と関われているので、結果的によかったなって思います。そういえば、火臣(ひおみ)打犬(だけん)が夕方に変な配信してて、あとで観ようって思ってたんでした。先輩。一緒に観ます?」

 

 ワンカップ片手に自分語りをしていると、仲のいい放送作家のモモちゃんが連絡してきた。

 二人でゲームをするときに使っているディスコードアプリでの個人チャットだ。


momo:カオスでやばーい(URL)

momo:あ、送信先を間違えました麗華さん

momo:ごめんなさい、気にしないでくださいね


「……?」 


 URLをクリックすると、参加しているコミュニティが荒れていた。


「なあに、これ。やべーじゃない」


 ――【某ディスコードのチャットログ】


momo:今年を振り返ると、なんか落ち込むことがいっぱいありましたね。訃報とか。炎上とか。逮捕とか。

かじかじ:現実は理想通りにいかねえよな

かじかじ:おじさんも、とあるコンペに参加しているライバルたちがつよつよでつれーわー

momo:そのコンペ、たぶん私も参加してます

kuroitaiyo:火臣打犬が配信してやがる。滅べ。ジュエルなんとかってアイドルもファンも滅ぶといい

ミラー:火臣打犬は僕も嫌い

kuroitaiyo:ゲームで連敗もして5時間無駄にした最後なんてゲームクライアントが固まって終わったわ

kuroitaiyo:負け犬は生きてんじゃねぇよってことなんだろうな俺が負け犬なのがそんなに悪いかよ

kuroitaiyo:なんでゲームにすら存在否定されなきゃいけないんだよ

kuroitaiyo:まともな思考じゃやってられねえわ壊れてしまいたい壊れそうなのに壊れないおれれれれ

かじかじ:荒れすぎだろ落ち着け

かじかじ:kuroitaiyoってmomoちゃんの元カレの知り合いだっけ?

momo:壊れてるふりをして書いてるとかじゃなくて、素で文字打ってるの?

kuroitaiyo:壊れろおお壊れろおおお

kuroitaiyo:なんで俺捕まらなかったんだろうなんで俺見過ごされてるんだろう

momo:壊れてる感じ出てるよいい感じに

kuroitaiyo:もう何も考えたくない

kuroitaiyo:意識をシャットダウンしたいぃぃぃぃ

かじかじ:寝るといい

かじかじ:風呂とか入ってあったまって休め

kuroitaiyo:あ~くだらねぇ~寝ると明日がくるんだよばかばーかうぜえええ

かじかじ:お、おう 

momo:せやな 

kuroitaiyo:毎日毎日仕事仕事仕事

momo:ぼくらは鉄板の上で焼かれて

かじかじ:やになっちゃうぜ?

kuroitaiyo:学校学校学校

かじかじ:たいよーくんは昼バイトして夜間主の学校通ってんだっけ? 

kuroitaiyo:ろくに休みもない薄給労働で人生が消費されていく

momo:わかるーつらいよねー

kuroitaiyo:死ねるなら死にたいけど

kuroitaiyo:痛いのは嫌だしやりたいこともあるから未練たらたら

かじかじ:人生が消費されていくのが苦痛なのに人生終わらせたいの

ミラー:いや、僕はそれわかるよ

kuroitaiyo:てめえらわかったようなこと抜かすなよ。軽いんだよ。何もわからねえくせに理解者ぶるなクソが

ミラー:あ、あ、ごめんなさい

かじかじ:あっ、繊細おじさんのミラー君が刺された

ミラー:僕が悪いです

momo:ミラーさんの落ち込みスイッチが押されてしもうた 

kuroitaiyo:結局なにいっても無駄なんだよな

ミラー:すいませんでした 

kuroitaiyo:どれだけ吐いても痛くても

kuroitaiyo:近くに俺と同じ人間なんていない

ミラー:僕は人間ではありません、虫けらです、いきがってました

kuroitaiyo:なんの温もりもねぇんだよ結局てめぇらは人間じゃねえ文字だ

ミラー:どうして調子に乗ってしまったのだろう。善人ぶってしまって自分が恥ずかしい

ミラー:僕は文字です

かじかじ:二人とも落ち着け

かじかじ:ミラー君は人間だよ  

kuroitaiyo:こんなクソみたいな世界に生きてるのがつらい

kuroitaiyo:産まれたのが不幸だ

ミラー:同感なのに同感といったらお前に何がわかるって言われる……僕はもう黙っていよう

kuroitaiyo:全部火臣打犬が悪い

かじかじ:たいよーくんの気分が落ち込んだ原因ってゲームに負けたことじゃなかったっけ

momo:もう火臣打犬のせいでいいんじゃないですか。サンドバッグみたいな。配信私も観てみようっと 

kuroitaiyo:チェキ会の会場に火つけてやる

かじかじ:ライン越え発言だぞ。通報するぞ。普通に捕まる発言だぞそれ。削除して「ごめんなさい」言おうな

  

「酔いが醒めるわあ……。あの人、シャレにならないから普通に通報しとこ……警備強化させた方がいいでしょ」


 麗華は真顔になって警察にログを送って通報し、後輩にも注意喚起した。


西園寺麗華:王司ちゃん。あんまりこういうの言いたくないんだけど、芸能人ってね、結構危ないの。マネージャーさんとかにも普段から言われてると思うんだけど、最近は物騒だから本当に気を付けてね


 本当に、本当に。

 ……人は、思いがけず突然、不幸に遭ってしまうものだから。


 江良先輩の笑顔の写真を飾った推しを祀る神棚を見て、麗華はやりきれない気分になった。

 ディスコードをもう一度確認すると、kuroitaiyoは発言をやめてログアウト状態になっている。

 睡眠を摂って落ち着いてくれるといい。それか、警察にしかるべき対応をしてもらって――麗華は祈った。


momo:人間って人の不幸をおいしそうに食べて人の幸福に苦々しい顔を向ける習性があるよね

momo:人間は実は悪魔なのではなかろうか? なんて、思ってしまう

かじかじ:俺は実はこう見えて人間は結構優しいし温かいと思ってる方だよ 

かじかじ:ミラーくんもあったかくして寝て元気になろうね

ミラー:はい 

かじかじ:奥さんと熱い夜を過ごしたりしたらいいのに

ミラー:妻は恐ろしいです

ミラー:僕に黙って僕の子を産んで、しれっと別の男に育てさせてきたんですよ

かじかじ:でも、その別の男から略奪婚したんだろ

 

「……あ。王司ちゃんからお返事が来たじゃない」


葉室王司:気を付けます。ありがとうございます

西園寺麗華:確か、シェアハウスは年末休みで家に帰れてるんだっけ?

葉室王司:はい、一回お家に帰って、GAS主催のクリスマスパーティをして「また来年!」ってする予定です

西園寺麗華:そかそか。お姉さん、あんまり配信観てなくて、ごめんなさいね

葉室王司:いえ! 麗華お姉さんは、ご多忙ですから。気を使ったりしないでください!


 ああ、いい子。

 ……葉室王司は、まだ14歳の少女だ。  

 超新星とか逸材とか天才とか言われて、気づいたら「国民の妹」になっていて、初出演ドラマで受賞してGASにも選ばれた。

 売れて自意識を爆上げした結果、調子に乗って傍若無人な言動をするようになる後輩が、今までどれだけいたことか。

 10代前半で「天才!」と賛辞を浴びる生活をしていて、よくこんなにおごり高ぶることなく、変わらずに「いい子」でいられるものだ。

 

 ――王司ちゃんは、ただ演技ができるだけの子ではない。

 落ち着いていて、子供離れした気遣いや自制心がある。

 いい意味でマイペースというか、変わらない。

 ……普通じゃない。


「……」


 なんとなくゾクッと背筋が震えて、麗華は腕をさすった。


「私、飲み過ぎたみたいね。それに、後輩ちゃんの出来の良さに醜い嫉妬をしてるんだわ。変なこと考えちゃった」


 気分を変えよう。

 そう思って江良の写真を膝に抱え、観ようと思っていた配信アーカイブを再生した。

 タイトルは『大人以外見ちゃだめ! エロではないがR20配信・季節柄わかるよね?』……見るなと言われて、子どもがストップするかしらん。麗華は首をかしげた。


 配信は、クリスマス商戦ムードの店の前から始まった。

 

『配信を観るに当たってのお願い。子供たちには、絶対にないしょ。お店の迷惑にならないよう、大勢で冷やかしに押しかけたりする行為はNG。現地に来る人はお店でプレゼントを買いましょう』

 

 お店で子どもへのクリスマスプレゼントを買う配信のようだ。

 内容が内容なので、リスナーたちは「了解」とか「みんな、子どもの夢を守ろう」とかコメントしていて、民度がいい。

 

『駄犬パパの変態的子煩悩クズライフ、クリスマス特別編、その1――パパはクリスマスプレゼントを買いたいッ!』


 タイトルコールをして、火臣打犬は最近「火臣打犬のパパモード・スマイル」と呼ばれるようになったエロス感の薄い笑顔を浮かべた。ちなみに、エロス感が濃くなると「センシティブモード」と呼ばれるらしい。

 「パパモードは好きだがセンシティブは嫌い」「センシティブは好きだがパパは嫌い」「両方嫌い」「とにかく嫌い」「存在が許せない」「両方好き」と、ファン(アンチ)層はバラエティに富んでいる。

 

『今日は小学生の同級生の店に来ているよ。娘と息子の、いや、息子と娘のクリスマスプレゼントを買うんだ――配信許可も取った! いやあー、この順番、気を使いませんか、お隣のお父さん?』

『わかります。バランス取りしないと「ぼくより妹が好きなんだ」ってなっちゃうやつですよね火臣さん』

 

 お隣のお父さんは「プリキュアを買おうと思ってるんですよー」とカメラ目線で笑った。現地でパパ友になったらしい。

 パパたちがプレゼントを選んでいると、店内に少しずつ『お客さん』が増えていく。

「自分も買うんです」とアピールしながら、話しかけてくる人もいる。

 

『あのー、俳優の火臣打犬さんですか? 今、配信中ですよね? いつも観てます!』

『一緒にプレゼント選びできるなんて光栄です。お互いサンタさんがんばりましょう!』

『物価も上がってるから大変ですよねえ』 


 配信は、意外と平和だ。

 いつものように警察が呼ばれることもない。

 なんだか、キラキラした子持ち様の世界が画面いっぱいに広がっている……。

 

 ――わ、私はクリぼっちなのに!

 べ、べ、別に、悔しくなんか、ないんだからね……っ!

 

「……寝よう」


 江良先輩の写真に手を合わせて「おやすみなさい」と呟いて、麗華は独り、ベッドで丸くなった。


 江良先輩がいない世界に、慣れてきた。

 そんな自分が、少し寂しい。


 ああ、江良先輩に夢の中で会えたらいいのに……。

 

   ◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 夢に江良先輩は出てこなかったが、翌朝、ネット界隈では謎のVtuberが話題になっていた。


 ――『絶対に偽物だけど本物っぽすぎてファン困惑? 江良九足そっくりの謎の個人Vtuber「error(エラー)」デビュー』  


「……え、error(エラー)?」


 アーカイブ動画を観てみると、黒髪黒目に黒いネコミミが生えた青年アバターのVtuberが、ボイスチェンジャーを使っている様子のボイスで江良先輩そっくりの話し方としぐさをしている。

 

 しかも、「俺は江良じゃないけど」と言いながら、江良ファンの質問に対してまるで江良先輩みたいに答えている……。


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