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妖怪百物語  作者: keikato
876/908

876 大化

 大化おっかという妖怪がおります。

 この妖怪は室町時代中期から戦国時代にかけての大和絵の絵師、土佐光信の『百鬼夜行絵巻』をはじめとして、いくつかの絵巻に描かれています。

 これらの多くは一本足で、丸みを帯びた体にギョロリとした目がついているのですが、絵巻によって体毛が生えていたり、体色が異なったり、尾がなかったりなど様々な違いが見られます。

 これはかえるの妖怪だとする説もありますが、絵図に解説がなく、詳細は不明だといいます。

 また「大化」と名前がつけられていることが確認できる絵巻は、国立歴史民俗博物館所蔵、作者不詳の『化物絵巻』のほかにないといいます。

 この大化。

 なかなかオッカナイ妖怪でした。


・オッカナイ=大化おっかない=おっかない

・おっかない=恐ろしい

・土佐光信(とさみつのぶ・1434?~1525?・大和絵の絵師)

・『百鬼夜行絵巻』(日本の絵巻物で多数の作品が現存)

・『化物絵巻』(詳細不明)


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