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818 キジムナー1
キジムナーは樹木の精霊です。
沖縄諸島周辺に伝承があり、キジムナーが宿る樹木の枝は、よく見ると老人の腕のように見えるといいます。
キジムナーに気に入られた家は栄え、反対に嫌われた家は滅びると伝えられていて、これと縁を切るにはキジムナーの嫌いなタコ、ニワトリ、熱い鍋蓋を見せて追い払ったり、宿っている木を焼くか、あるいは釘を打ち込むのが良いとされています。
またキジムナーが樹木を出て人前に現れるときは「真っ赤な体」「赤い髪」「赤い顔」「長く垂れた髪」など、かわいらしい子供の姿で現れるのですが、土地によっては大きな睾丸の持ち主だったといわれています。
このキジムナー。
コウガンの美少年でした。
・コウガン=紅顔=睾丸