表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪百物語  作者: keikato
818/905

818 キジムナー1

 キジムナーは樹木の精霊です。

 沖縄諸島周辺に伝承があり、キジムナーが宿る樹木の枝は、よく見ると老人の腕のように見えるといいます。

 キジムナーに気に入られた家は栄え、反対に嫌われた家は滅びると伝えられていて、これと縁を切るにはキジムナーの嫌いなタコ、ニワトリ、熱い鍋蓋を見せて追い払ったり、宿っている木を焼くか、あるいは釘を打ち込むのが良いとされています。

 またキジムナーが樹木を出て人前に現れるときは「真っ赤な体」「赤い髪」「赤い顔」「長く垂れた髪」など、かわいらしい子供の姿で現れるのですが、土地によっては大きな睾丸こうがんの持ち主だったといわれています。

 このキジムナー。

 コウガンの美少年でした。


・コウガン=紅顔こうがん睾丸こうがん

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
那覇に住んでいた頃に、2本の釘が途中で折り曲げられて「✖️」になるように打たれていたガジュマルがありました。 訊いたら、キジムナーが来ない様にとの事でした。 暑いひが続いていますので、お身体に気をつ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ