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妖怪百物語  作者: keikato
801/907

801 納戸婆1

 納戸婆なんどばばあという妖怪がおります。

 西日本に伝承があり、旧家の納戸には小さな納戸婆が棲んでいて、家人がこの納戸を掃除しようとすると中から飛び出して人を脅かせたといいます。

 西日本では古来より納戸に神を祀ることが多く、この納戸婆も元はといえば納戸神として祀られ、家や家族の守り神であったといいます。

 岡山県岡山市の伝承によると、姿かたちは頭のはげた老婆で、「ホーッ」と声を上げながら現れ、庭箒にわぼうきで納戸から追い出すと縁の下へ逃げ込んだといい、これは豆狸が化けたものだともいわれています。

 この納戸婆。

 納戸から追い出されるようになったのは、頭がはげてカミが消えてしまってからだといいます。


・カミ=神=髪

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