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妖怪百物語  作者: keikato
792/919

792 モンジャ1

 モンジャは怪異の一種で、青森県の津軽地方に次のような話が伝わっています。

 モンジャを漢字表記にすると「亡者」となり、人が海、山、川で死んだときは魂がその場に残るため、遺体を運び去った後、改めて魂を迎えに行くという風習がありました。

 また遺体が失われた場合でも、死者は手向(たむ)けを期待して家の近くをさまようため、遺体のかわりに身代わりのものを葬るといった供養が行われました。

 ちなみに鰺ヶ沢町では、海で死んだ者の遺体が発見されないときは「シルシをヤスメル」とって、煙草入れ、枕、丹前など、故人が普段から身に着けていたものを墓に納めて葬りました。

 最後、モンジャに向かって問います。

「どんなモンジャ?」


・どんなモンジャ=どのようなモンジャ=どんなもんだ

丹前たんぜん=厚く綿を入れた防寒用の上着


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