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妖怪百物語  作者: keikato
789/916

789 ショウカラビー

 ショウカラビーは海の怪異の一種です。

 香川県小豆郡小豆島町に伝承があり、これは「舟幽霊」の類いのものだといわれています。

 雨が降る日の夕方。

 船で海に出てこれに遭遇すると、「柄杓ひしゃくを貸せ、柄杓を貸せ」と言って、ショウカラビーという船が近づいてきました。

 そこにはまるで鏡があるかのように、それは大きさも形も自分の船とまったく同一でしたが、風に逆らうように帆は反対向きのため、それがすぐにショウカラビーだとわかったといいます。

 舟幽霊と同様、これに柄杓を貸すと、船内に海水を汲み入れられて船を沈められたといいます。

 このショウカラビー。

 相手の船と大きさも形も瓜二つでした。

 そこがウリだったといいます。


・ウリ=うり二つ=売り

・売り=セールスポイント

うり二つ=縦に二つに割った瓜のように親子や兄弟などの顔かたちがよく似ている


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