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妖怪百物語  作者: keikato
783/916

783 たたりもっけ1

 たたりもっけは怪異の一種です。

 青森県五所川原市に伝承があり、これは生まれてすぐに死んだ赤子の死霊で、この死霊はフクロウに宿ることもあるといわれています。

 そのためフクロウの鳴き声は死んだ赤子の泣き声だとされ、子供を亡くした家はフクロウを大事にしたといいます。

 かつて日本では、生まれて間もない赤子は人間として認められていなかったため、死んだ赤子は墓ではなく家の周囲に埋められることがありました。

 そうした赤子の死霊のうち、祟りのあるものがたたりもっけと呼ばれたのですが、なかには祟りがない死霊もいて、それもたたりもっけと呼ばれることがありました。

 そんなとき死霊は怒ったといいます。

「もっけのほかだ!」


・もっけのほか=もっけの他=もってのほか

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