表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪百物語  作者: keikato
774/918

774 ガーナ森

 ガーナ森は悪霊の一種です。

 ガーナ森は沖縄県那覇市の国場川近くにある森で、元々は琉球王朝の尚敬王の時代に暴れまわっていた、とても大きなガーナという怪物でした。

 その昔。

 ガーナ森は腹をすかせると、夜な夜な村人たちを襲って喰っていました。

 神がこれを叱責すると、「自分がやった証拠があれば見せてみろ」とシラを切り、ガーナ森はそれからも悪事を重ねました。

 神はついに見かね、天からガーナ森の尻尾しっぽに向かって大きな石を3つ落としました。

 3つの石がガーナ森の尻尾を押えつけ、これで動けなくなったガーナ森は、そのまま湖面に浮かぶガーナー森になったといわれています。

 このガーナ森。

 神からシッポをつかまれました。


・シッポをつかまれる=隠し事やごまかし、悪事などの証拠をにぎられる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ