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妖怪百物語  作者: keikato
750/918

750 行逢神

 行逢神ゆきあいがみは日本各地に怪異として伝わっており、これは人間や動物に行き遭って災いをなすとされる神霊の総称です。

 天気が良く風もないのに、山中など野外でわけもなく悪寒がしたり、ときには発熱したり、気分が悪くなったりすることを行逢神に逢ったといい、場合によっては怪我をすることもあったといいます。

 一方、これらを治すための呪法もあり、牛や馬の場合は尻尾の先端を少し切って、血を出すのが良いといわれていました。

 また人間の場合は、脱穀で不純物を吹き飛ばす農具の()、あるいは土鍋の(ふた)で、悪い部分をあおぐとよいとされています。

 もし両方ともなかったら……。

 そんなときはミもフタもないのでした。


・ミ=() =身

・フタ=(ふた)

・身も蓋もない=直接すぎて話の続けようがない



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