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妖怪百物語  作者: keikato
736/920

736 オクポ

 オクポという妖怪がおります。

 埼玉県日高市に伝承があり、これは薄暗い森の大木に棲んでいて、夕暮れになると奇妙な声で鳴き、特に子供が泣いていると、それを聞きつけてやってきたといいます。

 またオクポが向山で鳴くと、翌日は晴れて良いことがあり、高麗山聖天院の山で鳴くと、翌日には天気が崩れ、人が死ぬなどの悪いことがありました。

 このようにオクポは吉ときょうを告げる存在で、昔の人はオクポの鳴き声で吉凶を予測していたといいます。

 ただしオクポがどのようなもので、具体的にどのような声で鳴いていたのかは伝わっていないので不明です。

 このオクポ。

 高麗山聖天院の山で鳴けば、キョウ告げても、結果は明日のことでした。


・キョウ=きょう=今日

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