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706 そうはちぼん
そうはちぼんは怪火の一種です。
名称の本来の意味は仏具であり、シンバルのような形をした楽器の妙八のことであり、怪火の形がこれに似ていることが由来とされています。
秋の夜。
石川県の眉丈山の中腹を東から西に向け、そうはちぼんは不気味な光を放ちながら群れて移動したといいます。
羽咋市正覚院の古文書『気多古縁起』には、「そうはちぼんは自由自在に空中を浮遊する光の玉」という記述があり、眉丈山の辺りには「鍋の蓋が人をさらう」という神隠し伝説があります。
このそうはちぼんはUFOかも?
昭和の中頃。
UFO論争の火蓋は切られ、それは今も続いているといいます。
・火蓋は切られる=物事が始まる
・『気多古縁起』(羽咋市の正覚院というお寺に伝わる古い巻物)




