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妖怪百物語  作者: keikato
681/917

681 入道坊主

 入道坊主という妖怪がおります。

 愛知県、長野県、福島県、宮城県に伝承があり、これは数ある入道のうち見越入道の類いのものだといわれ、見上げるほどに大きくなったといいます。

 愛知県の伝承。

 一メートルほどの小坊主の姿で現れ、これに出遭った者が近づくにつれ、背が次第に伸びて三メートルもの大男になりました。

 このとき出遭った者が「見ていたぞ」と声をかけると消えましたが、逆に声をかけられると、入道坊主にとり憑かれてしまったといいます。

 この入道坊主の正体はイタチで、このイタチはとり憑いた者の肩にとまっているため、憑かれた者は知らず知らずのうちに、どこへ行っても居ごこちの悪い思いをしました。

 肩身が狭いのでした。


・肩身が狭い=肩にとまっている

・肩身が狭い=世間に対して面目が立たず、ひけめを感じる


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