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妖怪百物語  作者: keikato
660/917

660 精霊風

 精霊風(しょうろうかぜ)は怪異の一種です。

 長崎県五島地方に伝承があり、精霊というのは「死者の霊」を意味し、この風に当たると急病になったり倒れてしまうなど、様々な災厄が降りかかったといわれています。

 精霊風は盆の16日の朝に吹き、この風が死人の霊を運ぶことによって不幸なことが起こるといわれました。

 五島地方ではこれを避けるため、盆の16日は墓地や墓道に行かないという風習がありました。

 また壱岐島では、病気を風の仕業とみなす民間信仰があり、死者が憑くものを死霊風、生者の怨みが憑くものを生霊風といって、このような風は人間に病気をもたらすと怖れられていました。

 この精霊風。

 まさにカゼは万病のもとでした。


・カゼ=風邪=風

・風邪は万病のもと=風邪のような些細な病も放っておくと様々な病気に転じる


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