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妖怪百物語  作者: keikato
643/917

643 ホモラ

 ホモラは亡霊の一種です。

 これは様々な姿で現れる幽霊船で、京都府与謝郡伊根町に次のような話が伝わっています。

 ある晩。

 兄弟の漁師が船で夜釣りをしていると、沖の方から綺麗な布で飾られた船が近づいてきました。

 弟が驚いて叫びます。

「このままじゃ、ぶつかってしまうぞー」

 兄はそれがホモラだとを知っていましたが、口に出すと弟をよけいに怖がらせてしまうので、見えないふりをしました。

「おれには何も見えないが……」

 それでも弟が何度も叫びぶので、兄は漁を早々に引き上げたのでした。

 また瀬戸内海には、名前の「ホ」と「ボ」が違うだけの「ボモラ」という亡霊の幽霊船が現れました。

 この二つの亡霊。

 ホボ同じだったといいます。


・ホボ=「ホ」と「ボ」=ほぼ

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