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妖怪百物語  作者: keikato
631/918

631 禰々子

 禰々ねねこは女の河童です。

 茨木県北相馬郡利根町に伝承があり、江戸時代の川奉行だった加納家には、「称々子かっぱ」という土偶が安産の神として祀られていて、次のような話が伝わっています。

 禰々子は利根川の支流の片品川に棲んでいた河童の女親分で、気に入らないことがあると子分たちを率いて暴れまわっていました。

 ある日。

 加納家の者が禰々子を生け捕りにしたところ、二度と悪さをしないと許しを乞うたので、放してやったといいます。

 利根町の某家には、「禰々子の手」なるものが祀られていたが、いつかしらその所在がわからなくなってしまい、今ではもう探す手段もないといいます。

 この禰々子の手。

 探す手がありませんでした。


・手=手=術、方法

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