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妖怪百物語  作者: keikato
620/917

620 隠れ座頭1

 隠れ座頭という妖怪がおります。

 隠れ座頭は日本各地に伝承があり、「子供をさらう、夜中に物音を立てる、人に幸福を授ける」など、性質は地方によって異なり、様々な事例の話が伝わっています。

 これは昭和の時代に入ってからも、隠れ座頭に子供をさらわれたという事例の話があります。

 昭和10年代。

 東京の青梅市の少女が行方不明になったとき、隠れ座頭にさらわれたと大騒ぎになり、大捜査が行なわれました。

 その後。

 この少女は無事に保護されたのですが、少女が発見された場所は、山奥にある隠れ(かくれざと)だったといいます。

 その後、この少女は幸せになりました。

 この隠れ座頭。

 幸福を授けるというカクレザトの者だったといわれました。


・カクレザト=隠れ座頭=隠れ里

・隠れ里=日本の民話や伝説にみられる一種の仙郷で、山奥や洞窟を抜けた先などにあると考えられた


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