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59 一目入道1
一目入道という妖怪がおります。
頭上に一つ目を持ち、かつて新潟県佐渡市の加茂湖に棲んでいたといわれています。
名前の読み方は「ひとつめにゅうどう」と「いちもくにゅうどう」の二通りがあり、最も古い文献である『伝説の越後と佐渡』では「一つ目入道」と表記していて、「ひとつめにゅうどう」という読みは初期から一貫しています。
巖谷小波編さんの大百科事典『大語園』では「一目入道」と表記し、読みを「いちもくにゅうどう」とし、五十音配列の「い」の部に組み込んでいます。
昨今。
二つ目の『大語園』を採用している文献も多く見られ、読みに錯誤が発生しているといわれています。
この一目入道。
外見はヒトメ見ただけでわかります。
・ヒトメ=一目
・巖谷小波(1870~1933・作家、児童文学者)




