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妖怪百物語  作者: keikato
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59/1612

59 一目入道1

 一目入道という妖怪がおります。

 頭上に一つ目を持ち、かつて新潟県佐渡市の加茂湖に棲んでいたといわれています。

 名前の読み方は「ひとつめにゅうどう」と「いちもくにゅうどう」の二通りがあり、最も古い文献である『伝説の越後と佐渡』では「一つ目入道」と表記していて、「ひとつめにゅうどう」という読みは初期から一貫しています。

 巖谷小波編さんの大百科事典『大語園』では「一目入道」と表記し、読みを「いちもくにゅうどう」とし、五十音配列の「い」の部に組み込んでいます。

 昨今。

 二つ目の『大語園』を採用している文献も多く見られ、読みに錯誤が発生しているといわれています。

 この一目入道。

 外見はヒトメ見ただけでわかります。


・ヒトメ=一目

・巖谷小波(1870~1933・作家、児童文学者)


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― 新着の感想 ―
[良い点] いつも思いますが、本当に博識でいらっしゃいますね! [気になる点] タイトル変更は100話までという意味で?
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