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妖怪百物語  作者: keikato
587/922

587 温羅

 温羅うらは岡山県南部に伝わる古代の鬼で、古代吉備地方の統治者であったといわれています。

 この温羅には「鬼神」という異称があり、大和王朝からこの地に派遣された吉備津彦命きびつひこのみことによって退治されたという伝承が残っています。

 温羅と吉備津彦命に関するものとしては「温羅伝説」というものがあり、その伝説は室町時代末期には現在の形で成立したものと見られています。

 ちなみに鬼退治伝説は、昔話「桃太郎」のモチーフになったともいわれていますが、その伝説を裏付けるものはありません。

 ですが……。

 吉備(きび)の地と(きび)の団子。

 この二つは、鬼退治伝説をウラ付けるものとなっているといわれています。


・ウラ付ける=裏付ける=温羅うら付ける

・吉備津彦命=記紀等に伝わる古代日本の皇族


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― 新着の感想 ―
[良い点] 温羅と吉備津彦命はどちらも変身能力を備えていて、温羅が雉に化けて逃走を図った時には吉備津彦命は鷹に変身して追ったみたいですね。 雉は桃太郎の御供の一角ですが、その雉に鬼の温羅が変身していた…
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