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妖怪百物語  作者: keikato
533/922

533 管狐1

 管狐くだぎつねは憑き物の一種です。

 長野県など中部地方を中心として伝承があり、これは竹筒の中に収まるほどの大きさだといわれています。

 別名を飯綱いづなともいい、霊能者や飯綱使いが所有していました。

 飯綱使いはこの管狐を操作して、予言など善なる活動を行うほか、依頼者の憎む相手に管狐を飛ばし、病気にさせるなど悪なる活動もしました。

 ほかにも管狐は、主人の飯綱使いの思いのままに他家から品物を調達するので、飯綱使いは裕福になっていきますが、管狐はいずれ75匹に増えるので、それとともに食いつぶされてしまうといいます。

 こうなると飯綱使いは、管狐を殺してしまうしかありませんでした。

 頼みの綱が切れるのです。


・綱=飯綱

・頼みの綱=頼りにしてすがる物や人


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