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妖怪百物語  作者: keikato
461/923

461 糸織姫

 糸織姫は伝説の一種で、京都府亀岡市に次のような話が伝わっています。

 江戸時代。

 丹波亀山藩主の松平氏には、糸織姫という美しい側室がいました。

 あるとき糸織姫をねたむ者たちが結託し、「糸織姫には別の男がいる」という話をでっち上げ、これを信じた松平氏は糸織姫を斬り殺しました。

 死の間際、糸織姫は「七代に祟ってみせる」と叫んで絶命しました。

 その後。

 松平家には心身に異常がある子供が生まれるようになり、それは糸織姫の祟りだといわれました。

 その後。

 亀山城の高台にある銀杏の木には白蛇が棲むようになり、この白蛇は糸織姫の怨念が凝り固まったものだといわれました。

 この糸織姫。

 白蛇となって身の潔白を訴えました。

「白ジャ」


・白ジャ=白じゃ=白蛇

・白=無実、無罪、潔白

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