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440 役小角
役小角は山岳呪術者で、飛鳥時代の修験道の開祖であり、役行者とも呼ばれる実際に実在していた人物です。
また前鬼や後鬼や天狗など鬼神を使役できるほどの強大な法力を持っており、鳳凰のように空を飛び、海上を歩くことができたといわれています。
後に朝廷にとがめられて伊豆大島に流罪になった際には、流刑先から海上を歩いて富士山へ登ったり、熱海市の東部にあたる伊豆山で修行したり、伊豆山温泉の源泉である走り湯を発見したりしたといいます。
また役小角の像は病魔を祓うといわれることから、現在も多くの地域で設置されています。
この役小角。
病魔が見るとゾーとして退散したといいます。
・ゾー=像=ぞぅー
・役小角(634~701伝・飛鳥時代の呪術者)




