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妖怪百物語  作者: keikato
422/931

422 かわねこり

 かわねこりは広島県廿日市市宮島町に現れたという謎の獣で、江戸時代後期、進藤寿伯の『近世風聞・耳の垢』に次のようなことが記されています。

「嘉永7年の5月初旬。

 安芸宮島の町に毎夜、かわねこりというものが出たという。

 このかわねこりは、真夜中の2時から4時の間に町中を鳴いて通った。

 その鳴き声は、《あああーっ》と人の叫び声によく似ており、その声を聞いた者によれば、それは獣であって鳥ではなかったという。

 もっぱら鹿しかだという説もあるが、はっきりその姿を見た者は一人としていない。

 これは5月12日の夜、宮島に住む大黒屋伊兵衛という者から聞いた話である」

 このかわねこり。

 正体がシカとはわかりませんでした。


・シカと=鹿と=しかと

・しかと=しっかりと

・進藤寿伯(詳細不明)

・『近世風聞・耳の垢』(詳細不明)


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