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妖怪百物語  作者: keikato
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41 雪の精

 雪の精は山の仙女であり、この雪の精がふもとの里に下りると雪が降りました。

 その代表的なものとしては雪女が広く知られていますが、ほかにもユキンバ、つらら女、ユキンボウ、オシロイババア、ユキノドウなど、地方によって呼び名は異なりますが、これらはみんな雪の精の仲間たちで老婆や人外のものもいます。

 彼女らは美しくも恐ろしく、雪を象徴する美しさや儚さでもありました。

 雪の精は日本各地で雪を降らせます。

 しかし……。

 日本最南端の島、沖縄おきなわだけは雪が降りません。

 それは大昔のこと。

 雪を司る仙女の首領が、雪の精の若い仙女に申しつけました。

「南の島のおきなの嫁になってくれぬか?」

「オキナハいやです」


・オキナハ=沖縄=翁は

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― 新着の感想 ―
[一言] おきなだったのですね!(笑) お上手です!!
[良い点] あはは。 これは座布団1枚です!
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