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妖怪百物語  作者: keikato
389/947

389 見越し入道1

 見越し入道という妖怪がおります。

 これは江戸時代の怪談本や随筆、また日本各地の民俗資料に見られます。

 民間伝承としては、夜道や坂道の突きあたりを歩いていると突然、そうの姿で音もなく現れて、見上げれば見上げるほど大きくなっていきました。

 そのまま見上げていると死んでしまうこともあり、「見越した」と言えば消えました。

 主に夜道を一人で歩いていると現れることが多いとされていますが、四つ辻、石橋、木の上などにも現れました。

 見越し入道に飛び越されると死ぬ、また喉を締め上げられるともいわれ、これを見上げたために後ろに倒れ、喉笛をかまれて殺されたともいわれています。

 この見越し入道。

 ソウーと現れたのでした。


・ソウー=僧=そうっと

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